【脳活レシピ(37)】栄養豊富なかぼちゃで老化予防!

かぼちゃといえばハロウィンや冬至などをイメージしますが、一般的な国産カボチャの旬は秋から冬にかけての10〜12月です。夏から初秋にかけて収穫されますが、かぼちゃは収穫して2〜3ケ月寝かせる事で甘みが増しておいしくなります。

今回は、かぼちゃの甘味と塩味のバランスが絶妙な「かぼちゃのサラダ・ツナ入り塩昆布味」をご紹介します。

目次

かぼちゃの種類

「西洋かぼちゃ」「日本かぼちゃ」「ペポかぼちゃ」の3種類があります。  

西洋かぼちゃは市場に多く流通しており、甘みが強く粉質でホクホクとした味わい。炒め物・天ぷら・スープ・スイーツに向いています。

日本かぼちゃは、味が淡白でねっとりとした食感。だしが染み込みやすく煮物向きです。カットされたかぼちゃを買う際は、果肉の色が濃く、中のワタがみずみずしいもの、種子がふっくらとしたものを選ぶと良いでしょう。

ペポかぼちゃにはズッキーニやそうめんかぼちゃ、ハロウィンでも使用される“おもちゃかぼちゃ”等があります。

かぼちゃの栄養

 抗酸化力の高いビタミンC・Eのほか、βカロテンが豊富に含まれていて栄養価の高い野菜です。また、食物繊維やカリウムも豊富に含まれます。

ビタミンC

・免疫力アップや美肌作りに役立つ

・水溶性で熱に弱い性質だが、かぼちゃのビタミンCは熱に強い

ビタミンE

・「若返りのビタミン」とも呼ばれ、血液や脂肪・筋肉・心臓・肝臓で蓄えられている

・体内の酸化を防ぎ、動脈硬化や心臓病・認知症などの予防効果がある

βカロテン

・体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を整える

・目を保護したり、細胞の繁殖や分化をサポートする

・ビタミンAに変換されなかった分は抗酸化や免疫を上げ、アンチエイジングに役立つ

*油と一緒に摂ると体内に吸収されやすいため、油やマヨネーズを使った料理がオススメ

食物繊維

・便の量を増やし、腸の動きを促進する働きのある不溶性食物繊維が豊富

カリウム

・体内でのナトリウム排泄を促進し、浮腫を解消する

レシピ

材料(2人分)

かぼちゃ  100g

きゅうり   40g

塩糀      2g

ツナ缶    40g

塩昆布     3g

マヨネーズ  大さじ1/2

材料はコチラ!

作り方

① かぼちゃは1cm角に切って茹でる

② きゅうりは1cm角に切って、塩糀をまぶし10分置いてから水分を切っておく

きゅうりには塩糀 をまぶし、10分置く

③ ツナ缶の油を切り、塩昆布を加えてマヨネーズで和える

④ ③に①と②を入れて和える

「かぼちゃのサラダ」完成!!

栄養豊富なかぼちゃのサラダ、ハロウィンのこの季節にぜひ作ってみてください!

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この記事を書いた人

福岡県栄養士会の会長、大部正代が健康寿命の延伸を目的とし、2019年に設立。管理栄養士による栄養相談を始め、レシピ開発、講演やセミナー、健康イベント等の活動を行う。

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