3〜4月にかけて店頭で見かけるようになる「生めかぶ」
おいしく食べられる時期は短いですが、コリコリとした食感と磯の香りがしっかり楽しめます。
是非、旬の時期に味わってみて欲しい食材です。
茹でた後に包丁で粗めに刻み、よく噛んで食べると脳細胞の活性化にも◎
本日は、生のめかぶを使った「たたきめかぶ」をご紹介します。
目次
めかぶの栄養
めかぶは「わかめの根元」にあたる部分です。
食物繊維が豊富で低カロリー、ビタミン・ミネラルも豊富に含まれています。
そのほかに以下のような成分も含まれています。
アルギン酸カリウム
昆布・わかめ・もずくなどの海藻に含まれる水溶性食物繊維です。
カリウムと結合していますが、体内でカリウムと離れナトリウムを吸着して排泄するため、高血圧の予防・改善に有効です。
また、余分なコレステロールも吸着して排泄する働きもあり動脈硬化予防にもなります。
フコキサンチン
海藻類に含まれるオレンジ色の色素成分 です。
強い抗酸化作用があり、体内の細胞を傷つける活性酸素の働きを抑えて老化を防いでくれます。
また、肥満の予防・改善、血糖値の上昇の抑制、発がん予防などの効果もあると考えられています。
たたきめかぶ
それでは、「たたきめかぶ」のレシピをご紹介します。
材料
めかぶ 100g
酢 3ml
柑橘絞り汁 3ml
しょうゆ 5ml
作り方
①めかぶは茎とヒダに分け、流水で洗う。
②鍋にお湯をたっぷり沸かし、沸騰した所に茎を入れ30秒茹で、続けてヒダを入れて20秒茹でる。
③冷水にとりよく冷やす。冷めたらザルに上げ水気を切る。
④先に茎をみじん切りにし、ヒダも細かく切って包丁で叩く。
⑤酢・柑橘絞り汁・しょうゆでポン酢を作り、④に加えて味を整える。