シャリっとした歯ごたえが特徴のれんこん。
素材の切り方や調理方法によっても、それぞれ違った食感が楽しめます。
今回はれんこんをすりおろし、小麦粉と混ぜ合わせた生地で焼いた“もちもち”食感の韓国料理「れんこんのチヂミ」をご紹介します。
目次
れんこんの栄養
れんこんの主成分は「でんぷん」なので野菜の中では糖質が多く、エネルギーとなって身体を温める働きがあります。
切り口が空気に触れて変色するのは、ポリフェノールのひとつであるタンニンが含まれているため。
タンニンは優れた抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑えて老化を防ぐのに役立ちます。
その他、ビタミンCやカリウム・食物繊維も豊富。れんこんのビタミンCは、でんぷんに守られているため、加熱しても損失しにくいのが特徴で、コラーゲンを生成し皮膚や血管の強化に役立ちます。メラニン色素の沈着を防ぐため、美肌効果も期待できます。
食物繊維には腸内環境を整える他、生活習慣病や大腸がん予防の効果も期待できます。 口や喉の渇きを潤し炎症を鎮める作用もあり、薬膳では身体にこもった余分な熱を覚まし「肺」を潤す食材として喉の痛み、咳や痰を緩和する働きが期待できると考えられています。
れんこんのチヂミ
それでは、「れんこんのチヂミ」のレシピをご紹介します。
材料(2人分)
(A)生地
れんこん 80g
米粉 80g
みそ 小さじ1
塩 少々
(B)具材
ニラ 1/4束
人参 1/6本
玉ねぎ 1/8個
植物油 大さじ1
青唐辛子 適宜
作り方
- れんこんは、すりおろすかミキサーにかけておく。
- ニラは2cm長さに切る、人参、玉ねぎは2cmの線切りにする。
- ①と米粉・みそ・塩・水・青唐辛子(みじん切)、②を加えて混ぜる。
- フライパンを熱し、大さじ1杯程度の生地を円形に延ばし、片面が焼けたら裏返して焼く。
生地を焼く際には、薄く広げる方が火が通りやすく、表面“カリッ”、中は“もちもち”に仕上がります!
青唐辛子は辛味が強いので、使う量に要注意!
あわせて読みたい
【脳活レシピ(32)】手軽に作れる麹甘酒で腸内環境を健康に!
お粥に米麹を加えて醗酵させ、米の澱粉を糖化させる事から生まれる甘酒は、別名「飲む点滴」と言われ、美容や健康面の効果が注目されています。
今回は“ヨーグルトメーカー”で作る手作りの甘酒をご紹介します。
あわせて読みたい
【脳活レシピ(31)】クルミの良質なオイルとポリフェノールで脳活!
パンやお菓子などにも使われており、比較的身近な種実のクルミ。
健康に良いと言われている栄養も豊富で、ナッツ類の中でも注目されている食品です。
今回は、季節の野菜と合わせクルミの良質な脂質も摂れるカリカリとした食感も楽しい「くるみ入りサラダ」をご紹介します。
あわせて読みたい
【脳活レシピ(30)】サバ缶で手軽に認知症予防!
サバ缶にはDHAが生のサバより豊富で、骨ごと食べられるサバ缶には、カルシウムが生のサバの約43倍も含まれており、認知症や骨粗しょう症予防も期待できます。
今回は、サバ缶のうま味をそのまま使って作る「サバ缶と冬瓜の煮物」をご紹介します。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] あわせて読みたい 【脳活レシピ(33)】栄養豊富なれんこんで身体の中から綺麗に! 今回はれんこんをすりおろし、小麦粉と混ぜ合わせた生地で焼いた“もちもち”食感の韓国料理 […]