昨今は、スーパーなどの店先に一年中キノコ類が並ぶようになりました。
種類も各段に増え、年間を通して品質や価格が安定しており、様々なキノコ料理を楽しむ事ができます。
本日は「生椎茸」の栄養と旨味を丸ごと味わえる、常備菜にもピッタリな「焼き椎茸のマリネ」をご紹介します。
目次
椎茸(しいたけ)の栄養
食物繊維が豊富で、低エネルギーの椎茸。
食物繊維には
- 腸の働きを整える
- 糖質の吸収を緩やかにして血糖値の急激な上昇を防ぐ
- 余分なコレステロールを排泄する
これらの働きがあり、生活習慣病の予防に役立ちます。
キノコに含まれるβグルカンという食物繊維には、免疫力を高める作用や、細胞のがん化を防ぐ効果があることも知られています。
椎茸(しいたけ)の保存方法
生椎茸は天日干しにすると、保存期間が長くなります。
天気の良い日に数時間日光に当てると、カルシウムの吸収を助け、骨の代謝に関わるビタミンDの含有量がアップします。
日に干す時は、かさの裏側のひだを上に向けてザルに並べましょう。
カラカラにする必要はなく、水分が少し飛んでしんなりする程度でも十分です。
冷凍保存で旨味アップ!
酵素の働きによって細胞膜が壊され、旨味成分が出やすくなります。
焼き椎茸のマリネ
それでは、「生椎茸」の栄養と旨味を丸ごと味わえる、常備菜にもピッタリな「焼き椎茸のマリネ」をご紹介します。
材料(2人分)
生椎茸 大2枚
玉ねぎ 10g
パプリカ(黄) 10g
パプリカ(赤) 10g
きゅうり 10g
(A)
オリーブ油 小さじ1
米酢(木酢) 小さじ
塩糀 小さじ1/2
こしょう 少々
★米酢以外にも柚子やカボス・すだちといった柑橘類を季節に応じて使うと、より爽やかな風味を味わうことができます。
作り方
1.(A)の材料を合わせてマリネ液を作っておく。
2.生椎茸は大きいまま網に乗せて素焼きに、軸は下の硬い部分を切り落とし、手で縦に割いてホイルで包んで焼いてから①に漬け込む。
3.玉葱・パプリカ・きゅうりは、線切りにし、マリネ液に漬け込む。
マリネは30分ぐらいで味がつきますが、1日置くとより味が馴染んで美味しくなります。
椎茸は水で洗うと風味が落ちてしまいますので、汚れやほこりは湿らせたキッチンペーパーで拭き取ると良いでしょう。
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