腸と脳は自律神経や免疫系の経路で互いに影響を及ぼし合っているという研究結果があります。
「脳腸相関」という言葉もありますが、腸を元気に保つ“腸活”は、脳活にも繋がります。
残暑厳しい日が続き、まだまだ火を使う料理が億劫になりがちです。
今回は、レンジにかけて和えるだけの簡単腸活メニュー!「もやしとオクラのナムル」をご紹介します。
目次
もやしの栄養
成分の9割以上が水分で、(緑豆もやしの場合)100gあたり14kcalと低カロリー!
さらに、様々な栄養も含んでいます◎
- エネルギー代謝に欠かせないビタミンB₁やビタミンB₂
- 造血効果のある葉酸
- 免疫力を高める効果があるビタミンC
- 高血圧やむくみ対策に役立つカリウム
- 疲労回復に役立つアスパラギン酸
- 腸内細菌のエサになる食物繊維
もやしの種類
◆緑豆もやし
一番ポピュラーなもやし。春雨の原料でもある。
◆大豆もやし
大豆を種子とし、太くてしっかりしたもやしの食感が楽しめる。
骨の健康維持といった大豆イソフラボンの効果も得られる。
◆ブラックマッペ
ブラックマッペという黒い豆が発芽したもので、黒い外皮がついている。
軸が細く、水分少なめなので、炒めてもしんなりしにくくシャキッとした食感。
オクラの栄養
優れた抗酸化作用を持つβカロテンに加え、もやしと同様にビタミンC、ビタミンB₁、ビタミンB₂、カリウムが豊富!
オクラのネバネバ成分は「ペクチン」という成分です。
ペクチンは食物繊維の一種で、血糖値の上昇抑制や、コレステロール排泄作用の他に腸の調子を整える働きもあります。
オクラは生食もオススメ!
生で食べるとビタミンCやビタミンB群も効率よく摂る事ができます。
塩をふって板ずりし、表面の産毛を取り除くと口当たりが良くなり、食べやすいです◎
もやしとオクラのナムル
それでは、 簡単腸活メニュー!「もやしとオクラのナムル」をご紹介します。
材料(4人分)
もやし 1袋(200g)
オクラ 1ネット(100g)
塩(板ずり用) 小さじ1
(A)
ごま油 大さじ1
白ごま 小さじ1
鶏ガラスープの素 小さじ1/2
おろしニンニク 小さじ1/4
塩糀 小さじ1
黒こしょう 少々
作り方
- オクラはヘタの先端とガクを取り除き、塩をふって板ずりをする。流水で洗い、水気を切り半分に切る。
- 耐熱ボウルにもやしと①を入れてラップをし、600Wの電子レンジで3分程加熱した後に 水気を切り、粗熱を取る。
- Aを合わせ、②に入れて和え、全体に味がなじんだら器に盛り付ける。