【脳活レシピ(25)】暑い時期の不調は冷えのせい?

冷房を付けずにはいられない日々ですが、長時間冷房の効いた部屋にいると体内の熱が逃げてしまい冷えすぎてしまいます。また、室内と室外の温度差が激しいと温度差に体が対応できず自律神経のバランスが崩れ、体調に異変をきたすようになります。「冷えは万病のもと」、なるべくこまめに対策をしていきたいものです。
今回は、クーラーで冷えた身体を生姜の効いたスープで温める冷え対策レシピ「冬瓜と鶏肉のスープ炊き」をご紹介します。

目次

冬瓜の特徴

ウリ科の野菜で、形は長円筒形。4〜5kgと大きいモノもあります。

外の皮は深緑か薄緑色で、分厚い皮で覆われています。
95%が水分で、内部の果肉は白くてやわらかく、みずみずしいのが特徴。食べごたえがあり、あっさりした味わいです。

名称からは冬の野菜だと思われがちですが、実は7~9月が旬の夏野菜
皮が硬くて分厚いため、冷暗所に置けば冬まで貯蔵できる事から「冬瓜」と呼ばれるようになりました。

冬瓜の栄養

カリウム、カルシウム、マグネシウムなどを豊富に含んでいます。
味わいはあっさりと淡白なため、様々な味付けに合います。
肉や魚介類などの動物性たんぱく質と組み合わせ、煮ものやあんかけにすると、旨味がしみ込んでおいしく食べられます。

冬瓜と鶏肉のスープ炊き

それでは、冷え対策レシピ「冬瓜と鶏肉のスープ炊き」をご紹介します。

材料(4人分)

鶏骨つき肉  60g×4個
冬瓜     200g
重曹     適量
野菜昆布   4g
水      800ml

(A)
酒      大さじ1
塩糀     小さじ2
薄口しょうゆ 小さじ1.5

生姜搾り汁  大さじ2

作り方

1.鶏骨付き肉は、50℃のお湯で洗う。脂肪や血を取り除き、水を加え火にかけて、だしを取る。

2.冬瓜はピーラーで薄く皮を剝き、表面に飾り切りを入れ表面を重曹で磨き、茹でておく。

3.野菜昆布は、結び昆布にし①に入れる

4.鶏肉が柔らかくなったら(A)の調味料で味を付け、冬瓜を入れる。

5.仕上げに生姜の絞り汁を入れる。

 

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この記事を書いた人

福岡県栄養士会の会長、大部正代が健康寿命の延伸を目的とし、2019年に設立。管理栄養士による栄養相談を始め、レシピ開発、講演やセミナー、健康イベント等の活動を行う。

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