誰もが大好きな「鶏肉の唐揚げ」日常の食卓でも人気のメニューです。
中でも「鶏肉のチューリップ唐揚げ」は、昭和40年代頃にお弁当やパーティ料理の定番でした。「懐かしい!」と思う方も多いのではないでしょうか。
いつもの定番メニューも、ちょっとの工夫で脳活に!
今回は「鶏肉のチューリップ唐揚げ」の作り方をご紹介します。
目次
鶏の手羽元ってどんな部位?
鶏の翼の付け根に近い部位であり、手羽先よりも脂身が少なくあっさりしているのが特徴です。
手羽元の栄養
- 良質なたんぱく質を含んでいる
- ビタミンA・ビタミンB群が豊富
「疲労回復」や「老化防止」といった健康効果が期待できます。
焼き物や揚げ物はもちろん、骨からダシが出るので水炊きなどの鍋料理や煮物にもおススメです!
いつもの料理に脳活をプラス!
料理をする事で、脳の司令塔である前頭葉がフル稼働するといわれています。
単純な工程でできる料理に比べると、工程が複雑になるほど脳は活性化します。
- 新しいメニューに挑戦する
- 作り慣れた定番メニューの工程を変えてみる
など、いつもと違う事をすることで、更に脳が刺激されます。
また、自分の作った料理を食べてくれる人がいるのも重要で「美味しい」と言ってもらえると嬉しい気持ちにもなりますし、楽しい食卓にするために工夫する事で、脳が最大限に活性化するとも言われています。
食器棚の奥にしまい込んでいたお皿をとり出し、新しい盛り付けを工夫して昔懐かしいパーティ料理を楽しみませんか?
手羽元のチューリップ唐揚げ
出来上がりの形がお花のチューリップに似ていることから、その名が付けられました。
ひと昔前まで、お肉屋さんでも販売されていた鶏肉のチューリップですが、現在は市販で見かけなくなり、若い人では知らない方も多いようです。
おすすめポイント
- 手羽先よりも手羽元の方が肉が多くボリュームもあり、食べ応え十分!
- ひと手間かける事で、火が通りやすく、手を汚さず片手でつまめる1品に。
- 見た目が楽しく、日常の食卓がちょっとだけ華やかに!
材料(2人分)
・鶏手羽元 4本
■あわせ調味料
・酒 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・おろし生姜 小さじ1/2
・おろしニンニク 1/2片
■衣
・小麦粉 大さじ1
・片栗粉 大さじ1
・揚げ油 適宜
作り方
1. 骨の先の油を切り落とす。
2. 皮面を下にして手羽元の2/3くらいの位置に包丁を入れ、骨にそって動かして骨から肉と筋を外す。(左右両側)
3. 皮面を上にして残りの肉を骨から切り離したら、手で肉をグッと骨先の方へ押し出し丸い形を作る。
4. 保存袋にあわせ調味料を入れ、肉を入れて揉み込み1時間程漬け込む。
5. 小麦粉と片栗粉を合わせ、汁気を切った(4)の鶏肉に満遍なくまぶし、170℃に熱した油でカラリときつね色に揚げる。
6. チューリップの持ち手の部分にアルミホイルを巻き、お皿に盛り付ける。
持ち手にリボンなどをつけるとより華やかに、レトロなパーティ感が演出できますよ。
調理のポイント
衣をつける前に軽く水分を切り、鶏皮が外側になるように形を整えます。
皮がよれないよう、綺麗に整えてから粉をまぶすとカリッと仕上がります!
中温(170~180℃) の目安:乾いた菜箸の先を油の鍋に入れたとき、少し大きめの泡が絶え間なく上がります。
作り方のコツを掴むと、鶏肉の手羽先や手羽元で意外と簡単にできますので、ぜひ挑戦してみてください!