効果的な下半身のストレッチ【40からのストレッチ】

40歳を過ぎてからでも無理なく取り組める「40からのストレッチ」。今回のテーマは、「効果的な下半身のストレッチ」です。
「1日中立ちっぱなしの仕事で足がパンパンになる」「デスクワークで足が浮腫む」など、下半身に疲労を感じる方は多いと思います。
そこで、1日頑張った足の疲労をリセットするための下半身ストレッチを紹介致します。

目次

下半身が疲れる原因とは?

人は生活の中で動く時、座ったり立ったりすることが多いので、寝る時以外、足は常に地面に近い下側にあります。
そのため、血液が足に溜まりやすくなりがち。
血液が溜まりやすくなることで、浮腫みや疲れが出やすくなってしまうと言われています。

下半身のストレッチ効果とは?

下半身のストレッチは、足に溜まった血流をスムーズにする効果があるので、浮腫みや疲れの改善効果が期待できます。
この効果をポンピングと呼び、足から心臓に血液を戻るポンプの役割として、ストレッチが効果的であると言えます。

下半身のストレッチを3つご紹介

下半身のストレッチを3つ紹介します。
「足首ストレッチ」「膝ストレッチ」「開脚ストレッチ」も一緒に行うことで効果が上がりますので、時間をかけてゆっくりとストレッチしていきましょう。

1.ハムストタオルストレッチ

仰向けになり、片方の足を挙げます。
挙げた足の裏にタオルを当てて、両手で引っ張ります。
この時、膝を伸ばして、足全体の裏側が伸びるのを意識しましょう。

2.股関節内旋ストレッチ

仰向けになり、上半身を半分ほど起こし、両肘〜腕を床に付きます。
両膝を立て、片方の膝の外側に、もう片方の外くるぶしを乗せます。
外くるぶしを乗せた方の足側に、腰から股関節を捻ります。
左右の足を変えて、同様に行います。

3.股関節外旋ストレッチ

仰向けになり、両膝を立てます。
片方の膝を外に開いて曲げ、もう片方の膝の上に置きます。
この状態から、外に曲げている膝を押し付けるように動かします。

下半身のストレッチで身軽に動ける体を作ろう

下半身の重怠さや浮腫みによる疲れから解放され、身軽に動ける体づくりのために、下半身のストレッチを習慣化させましょう。

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この記事を書いた人

作業療法士として一般病院に15年間勤務しながら、非常勤講師として未来のセラピスト教育に携わる。
医療・健康・病気に関する正確な情報をわかりやすく伝えるため、WEBライティングやオンライン運動指導も行っている。

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