【脳活レシピ(1)】脳に届く栄養”アスタキサンチン”とは


 「脳活」は、クイズやパズルなど頭を使うものだけでなく、日々の生活の中でもおこなうことが出来ます。その一つが「料理」であり、料理は脳に多くの刺激を与えてくれます。毎日の食事で“脳に良いこと”をはじめましょう。
  今回の「脳活レシピ」は脳に届く栄養「アスタキサンチン」を多く含む鮭を使った「 鮭のムニエル柚子胡椒ソース添え 」をご紹介します。

目次

アスタキサンチンって何?

 アスタキサンチンは、トマトのリコペンや、ニンジンに含まれるβ-カロテンと同じカロテノイドの仲間で天然の赤い色素のことです。エビやカニ、サケやイクラなどに多く含まれています。

アスタキサンチンの効果

 アスタキサンチンは、強い抗酸化作用があるのが特徴です。
ビタミンCやβカロテンなどの他の抗酸化物質が通れない、脳や目でも働くことの出来る数少ない物質の一つです。

鮭のムニエル柚子胡椒ソース添え

 それでは脳に届く栄養「アスタキサンチン」を多く含む「鮭」の簡単レシピをご紹介します。

材料(4人分)

 生鮭     80g✕4切れ
 塩糀     16g
 こしょう   少々
 小麦粉    大さじ1.5(15g)
 オリーブ油  大さじ1弱(10g)

★柚子胡椒ソース
 マヨネーズ 大さじ4
 レモン汁  小さじ2
 薄口醤油  小さじ2
 柚子胡椒  小さじ1/2
 パセリ   適量

★付け合せ 
 レモン     1/8×4個
 じゃがいも   2個(200g)
 サラダ菜    40g

作り方

  1. 生鮭に塩糀をまぶし少し置く。水分を除いてこしょうを振り、小麦粉をまぶす。
  2. 温めたフライパンにオリーブオイルをひき、鮭の皮目を下にして焼く。中火で両面こんがり焼く。
  3. じゃがいもは6等分に切る。パセリはみじん切りにする。
  4. 鍋にじゃがいもを入れ、被るくらいの水を注ぎ中火で加熱する。沸騰したら弱火にし、竹串が通るまで10~15分加熱する。火を止めてから湯を捨て中火にかけ、鍋をゆすり粉が吹くまで水分を飛ばす。
  5. 柚子胡椒ソースの調味料を合わせておく。
  6. 2の鮭と付け合せのサラダ菜、粉吹き芋を盛り付ける。鮭の上に柚子胡椒ソースをかけ、パセリを散らす。最後にレモンを添える。

「アスタキサンチン」は脂溶性で油との相性が良いので、調理するときはムニエルやバター焼きが適しています。
仕上げに、レモン汁(ビタミンCが豊富)かけると更に抗酸化作用がアップし、風味も良くなります。

抗酸化について

 抗酸化とは、簡単に言うと、体が酸化するのを防ぐ働きのことで、体内の酸素が活性酸素に変化し、細胞を傷つけるのを阻害します。

 脳は、体に取り込む酸素の約20%を消費します。エネルギーの消費量も多く、多くの活性酸素が発生する場所でもあります。また、脳の約60%は酸化しやすい脂質でできており、活性酸素によるダメージを受けやすいです。

 活性酸素は、老化やがん、生活習慣病、認知症など、さまざまな病気の発生に深く関わっていると言われています。
体内で作られる抗酸化酵素は、年齢とともに減少していくため、抗酸化物質を多く含む食品を積極的に取り入れるのがおすすめです。脳を酸化から守るためにも”アスタキサンチン”を豊富に含む食材を定期的に取り入れましょう。
 紫外線やたばこ、ストレスによっても活性酸素は増えるので、心あたりのある方は特に意識すると良いでしょう。

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この記事を書いた人

福岡県栄養士会の会長、大部正代が健康寿命の延伸を目的とし、2019年に設立。管理栄養士による栄養相談を始め、レシピ開発、講演やセミナー、健康イベント等の活動を行う。

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