1月21日に福岡市健康づくりサポートセンターあいれふ(同市中央区)で実施した料理講座「脳も人も健康に、調理で脳活!〜男の料理編〜」(主催:FOOD&HEALTH協会ククルテ、共催:脳活新聞、協力:豆吉郎)内の1コマで、脳にいい食材・豆腐について知る「おとうふセミナー」が開かれました。
豆腐に含まれるレシチンは脳の活性化に一役

講師は豆腐の移動販売を展開する豆吉郎の代表で豆腐マイスターの石田亮輔さん。
「豆腐は低カロリーながら植物性たんぱく質を多く含み、健康長寿のために積極的に取り入れたい食材。豆腐に含まれるレシチンが脳の活性化に役立つことや、女性において豆類やイソフラボン摂取量が多いと10年後の認知機能低下リスクが低下したという調査結果が知られています」などと話しました。

豆腐の栄養成分

たんぱく質
良質のたんぱく質を多く含んでいる
木綿豆腐1丁(約300g)=たんぱく質19.8=卵3.4 個(161g)
脂質(レシチン)
豆腐に含まれるレシチンが脳の活性化に役立つ大豆、卵、麦芽、ピーナツ、レバーなどに多く含まれる脂質。腸で分解されてコリンからアセチルコリンに変化。アセチルコリンは神経細胞から分泌される情報伝達物質。隣接する神経細胞の受容体に受け取られ情報が伝わる
イソフラボン
女性において摂取量が多いと10 年後の認知機能低下リスクが低下