写真、地図、新情報…スマホで脳を活性【スマホ講座×脳活新聞】リポート

個人的な連絡はもとより、自治体からの知らせや災害時の情報などもスマートフォン(スマホ)で確認できる昨今。そこで必要性や興味を感じながらスマホを手にしていない人、購入してもうまく使えていない人に向けて「スマホ講座×脳活新聞」(主催=西日本新聞社、協力=QTnet)を8月10日に実施しました。「スマホは携帯電話ではありません。では何でしょう?」と講師・置鮎正則さんの問いかけで講座は始まりました。

目次

スマホを持たない人、うまく使えていな人に向けて開催

8月に開催した「スマホ講座×脳活新聞」

講師

置鮎正則(おきあゆ まさのり)さん
印刷会社、広告代理店を経て広告プランニング「オフィス ラバーリング」を設立。オンラインショップ運営やインターネットを活用したプロモーションに取り組む。2010年からSNSやスマートフォン関連のセミナー講師を始める。2022年4月、情報モラルやスマホ活用について発信する「株式会社伝えるを考える」を設立。

「メリットが多いのでスマホをうまく利用してみましょう」(置鮎さん)

インターネットに常につながっているスマホ

「24時間インターネットにつながっているのが最大の特徴です」

現在スマホを持っていない人を対象にした午前の部。参加者の席には1台ずつデモ機が用意され、準備万全。置鮎正則さんはまず「スマホとは何か」を丁寧に説明します。

「音声通話の機能は、おまけ。スマホで最も特徴的なのは24時間インターネットにつながっている点です。パソコンでも多くの人は、24時間つなげてはいませんよね。新しい情報が常に自分の手元に届き、しかも好きな情報を調べられる。新聞も読めます。スマホは上手に活用したら、とてもメリットが多いのです」

スマホが準備されサポートのスタッフも待機

触ってみよう タッチ、フリック

「初めて触ります」という参加者も

続けて機種、画面の見方、受信電波の種類など基本機能を解説し、操作方法へ。「早速、電源を入れてみましょう」という声を合図に、参加者は各テーブル担当のスタッフと一緒に画面をのぞき込み、タップ、タッチ(長押し)、フリック(はらう動作)などを試していきます。さらにタッチパネルの操作、インターネット検索の活用まで進みました。

「スマホの大きなメリットの一つが、アプリケーション(アプリ)を活用できる点。写真や地図アプリは代表選手です。趣味や興味のある分野のアプリを使ってみましょう」。はまる人が多いという世界地図のアプリなども紹介しました。

「脳活新聞のWebサイトでは脳トレができますよ。僕も毎日のぞいています」(置鮎さん)

好奇心を後押し、脳活にも一役

QTモバイルが用意した機種も紹介されました

「本や新聞を読み、スマホを使う。アナログとデジタルどちらにも触れるのが脳の刺激に良いと考えます。好奇心を持つのが若さや健康の秘訣(ひけつ)。スマホにも気軽にトライを。案外すぐ慣れますよ」

好奇心を刺激するスマホで脳活を

参加者からは「海外旅行が趣味で、今は新型コロナウイルスの陰性証明などスマホが必須といわれ参加しました。携帯電話も持たないので心配でしたが、分かりやすかった」(74歳女性)、「ガラケーを使用していて買い替えを検討しているので参加した。扱い方が参考になった」(84歳男性)などの声が聞かれました。

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この記事を書いた人

脳活、運動、食事、睡眠、社会参加、脳トレなどの普及・啓発活動による健康寿命の延伸・認知症予防の実現を目指す「脳活新聞」

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