40歳を過ぎてからでも無理なく取り組める「40からのストレッチ」。今回のテーマは、「朝に効果的なストレッチ」です。
1日の中で、朝は最も体が硬くなっているタイミングと言われています。
長時間、同じ体勢を続けて寝ることが多いため、起きてすぐ体を瞬発的に動かそうとして足や首筋が攣った経験のある方は多いと思います。
そこで、この記事では、朝行うべきストレッチを紹介します。
目次
朝のストレッチが大切な理由とは?
寝方は人それぞれです。
仰向けで寝ることが多い人は、伸筋群(体を伸ばす時の筋肉)が縮まって硬くなりやすいのが特徴です。
一方、横向きで膝を曲げて寝ることが多い人は、屈筋群(体を曲げる時の筋肉)が縮まって硬くなりやすいと言われています。
寝起きの事を考えて寝方をコントロールすることはできないので、朝一番はどうしても体が硬くなってしまうのです。
そのため、朝にストレッチを行い、これから1日頑張る体を柔軟に動きやすくしておくことが大切なのです。
朝ストレッチの効果とは?
寝ている間に筋肉が縮みやすくなるということは、血液の流れも滞りやすくなっています。
朝全身のストレッチをして血液循環を良くすることで、怪我をしないための準備運動と、目覚めをスッキリさせる効果があります。
朝に効果的なストレッチを3つご紹介
朝行うべきストレッチを3つ紹介します。
ポイントは、伸びることと丸くなることです。
仰向けで伸びて寝る人、横向きに丸まって寝る人、それぞれに合わせたストレッチを準備しました。
1.横向き寝の人:全身伸びるストレッチ
両手をバンザイして仰向けになります。
手足を引っ張られるような感じでしっかり伸ばします。
つま先を倒して、足の前面を伸ばします。
つま先を天井に向かって立てて、足の裏面をストレッチします。
2.仰向け寝の人:全身丸めるストレッチ
仰向けの状態で体を丸め、体操座りのような格好で、両足を両手で抱えます。
首も下に曲げ、首から背中の後ろ側を伸ばすのを意識しましょう。
ゆっくりと深呼吸をすると、体が少しずつ柔らかくなっていきます。
3.腕と指のストレッチ
寝たままでもできますが、起きて座って行うことで目覚めが良くなります。
肩の高さまで手を挙げて肘を伸ばします。
手のひらを外側に向けて、もう片方の手で指を手前に引っ張ります。
手のひらを内側に向けて、もう片方の手で指を手前に引っ張ります。
左右の手を変えて、同様に行いましょう。
朝起きてすぐ布団の上でストレッチをしよう
朝から全身ストレッチと、腕や指のストレッチを行い、スッキリ目覚めて快適な1日を送りましょう。
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