かぼちゃといえばハロウィンや冬至などをイメージしますが、一般的な国産カボチャの旬は秋から冬にかけての10〜12月です。夏から初秋にかけて収穫されますが、かぼちゃは収穫して2〜3ケ月寝かせる事で甘みが増しておいしくなります。
今回は、かぼちゃの甘味と塩味のバランスが絶妙な「かぼちゃのサラダ・ツナ入り塩昆布味」をご紹介します。
目次
かぼちゃの種類
「西洋かぼちゃ」「日本かぼちゃ」「ペポかぼちゃ」の3種類があります。
西洋かぼちゃは市場に多く流通しており、甘みが強く粉質でホクホクとした味わい。炒め物・天ぷら・スープ・スイーツに向いています。
日本かぼちゃは、味が淡白でねっとりとした食感。だしが染み込みやすく煮物向きです。カットされたかぼちゃを買う際は、果肉の色が濃く、中のワタがみずみずしいもの、種子がふっくらとしたものを選ぶと良いでしょう。
ペポかぼちゃにはズッキーニやそうめんかぼちゃ、ハロウィンでも使用される“おもちゃかぼちゃ”等があります。
かぼちゃの栄養
抗酸化力の高いビタミンC・Eのほか、βカロテンが豊富に含まれていて栄養価の高い野菜です。また、食物繊維やカリウムも豊富に含まれます。
ビタミンC
・免疫力アップや美肌作りに役立つ
・水溶性で熱に弱い性質だが、かぼちゃのビタミンCは熱に強い
ビタミンE
・「若返りのビタミン」とも呼ばれ、血液や脂肪・筋肉・心臓・肝臓で蓄えられている
・体内の酸化を防ぎ、動脈硬化や心臓病・認知症などの予防効果がある
βカロテン
・体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を整える
・目を保護したり、細胞の繁殖や分化をサポートする
・ビタミンAに変換されなかった分は抗酸化や免疫を上げ、アンチエイジングに役立つ
*油と一緒に摂ると体内に吸収されやすいため、油やマヨネーズを使った料理がオススメ
食物繊維
・便の量を増やし、腸の動きを促進する働きのある不溶性食物繊維が豊富
カリウム
・体内でのナトリウム排泄を促進し、浮腫を解消する
レシピ
材料(2人分)
かぼちゃ 100g
きゅうり 40g
塩糀 2g
ツナ缶 40g
塩昆布 3g
マヨネーズ 大さじ1/2
作り方
① かぼちゃは1cm角に切って茹でる
② きゅうりは1cm角に切って、塩糀をまぶし10分置いてから水分を切っておく
③ ツナ缶の油を切り、塩昆布を加えてマヨネーズで和える
④ ③に①と②を入れて和える
栄養豊富なかぼちゃのサラダ、ハロウィンのこの季節にぜひ作ってみてください!
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