もやしといえば、安価でヘルシーな家庭料理の人気者。しかし、ヒョロヒョロとした見た目の頼りなさから、「もやしには栄養がまったくない」と思っている方も多いのでは?
実はそんなことはありません!
今回はもやしに含まれる栄養を紹介します。<管理栄養士seira>
目次
特徴①免疫力アップに効果的なビタミンCを多く含む
もやしは大豆や緑豆を発芽させたもので、発芽の際にビタミンCが多く作られます。
ビタミンCは、免疫力アップや美肌に効果的です。
他にも、良質な植物性たんぱく質や、むくみ改善につながるカリウム、疲労回復や新陳代謝アップに効果的なアスパラギン酸も含み、栄養価の高い食品と言えます。
特徴②胃腸のはたらきを助ける消化酵素や食物繊維を含む
もやしには、消化酵素であるアミラーゼが含まれ、胃腸の働きを助け、胸やけや胃もたれを防いでくれます。
さらに、便秘改善に効果的な食物繊維も豊富に含まれます。
【調理のポイント】ビタミンCの損失を防ぐため、加熱はさっと短時間で
もやしに含まれるビタミンCは熱に弱いため、手早くさっと加熱するのがポイント。
そうすることで、ビタミンCの損失を防ぎ、もやしのシャキッとした食感も活かすことができます。
味噌汁やスープなどに入れて、溶け出した栄養を汁ごと摂るのもオススメ。
お財布だけでなく、体にもやさしく、栄養いっぱいのもやし。
節約だけでなく、健康のためにも食卓にどんどん取り入れていきましょう。
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