【宝島社】『マンガでわかる「認知症の人には、こんなふうに見えています」』発売

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~「怒りっぽくなった」…それって認知症かも? ~

2025年には、65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症を発症するといわれています(※)。人が変わったように怒りっぽくなったり、徘徊など不可解な言動で家族を悩ませることがあります。しかし、この言動には本人なりの理由があります。

宝島社は『マンガでわかる「認知症の人には、こんなふうに見えています」』を5月17日に発売。同誌監修者で脳内科医の加藤俊徳氏は「言動の意図を汲み取ることで、余裕を持って当人と接することができる」と話されています。

「認知症患者の視点」で、よくある言動を分かりやすくマンガ化。初期から重度までステージ別に分け、特徴的な症状や対応策を詳しく解説されています。認知症は身近な病気であり、本人、家族ともに苦しい思いをすることがあります。辛くてどうしようもなくなる前に、知識を持ち備えておくことはお互いの負担軽減に繋がります。認知症患者の家族、認知症が心配な方にとって心強い一冊です。同誌が「明るい老後」の手がかりになるかも。
※厚生労働省「新オレンジプラン」「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」より

宝島社

おすすめポイント

  • 事例をマンガ化し分かりやすく紹介
宝島社
  • 脳内科医・加藤先生が対処法を詳しく解説
宝島社
  • 認知症のサポートガイドブック付き
宝島社

40・50代がすぐに取り組める予防法を記載

  • 絶対ノー残業デーをつくる
  • 10分間の昼寝をする
  • 歌いながら料理をつくる
  • 階段を1段とばしで降りる
  • 創作料理をつくってみる
  • 自分の目標を親にメールで伝える
  • 街で見かけた人の心理を推測する
  • おしゃれな人の服装をまねる

コロナ禍で認知症患者が急増!?原因と対策

外出機会の減少は、高齢者に大きなダメージを与えます。運動量が減ると筋肉や関節など体の各部位が弱り、一気に体力が落ちます。体が思うように動かないと意欲がなくなり、認知機能が低下しやすい状態になります。感染予防は大前提ですが、散歩などで外に出る習慣を身につけておくことが大切です。

男女で認知症の発見時期、進行に違いがある !?

症状が出始めるのは65歳以上が多いと言われています。普段から家事など細かい作業をする女性は、変化に一早く気づくことができます。一方、身の回りのケアを疎かにしがちな男性は、日常の中で違和感に気づくことができず、認知症初期から中期まで一気に進行する傾向があります。

監修者:加藤俊徳(かとう としのり)氏プロフィール・コメント

監修者:加藤俊徳(かとう としのり)氏

脳内科医/医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。専門はMRI脳画像診断、発達脳科学、発達障害、認知症。脳番地トレーニングの提唱者。独自開発した加藤式MRI脳画像診断法を用いて、これまで1万人以上を診断・治療。『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き「選ばれた才能」を120%活かす方法』(ダイヤモンド社)、『名医が実践する脳が変わる超・瞑想』(サンマーク出版)、『記憶力の鍛え方』(宝島社)など著書多数。

コメント

明日はわが身かもしれない病気、それが認知症です。年を重ねるほど認知症になるリスクが上昇します。もし家族が診断を受けても、認知症の人の脳の世界を少しでも想像し理解できれば、してあげられることが分かります。理不尽に思える振る舞いに頭を悩ませることもあります。そんなとき、相手の気持ちを汲み取りながら、介護の負担を軽くすることができます。

【一部内容を紹介】認知症の初期から重度までの対処法をステージ別に解説!

宝島社
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発売日:2022年5月17日
定価:1,100円(税込)

【本件問い合わせ先】
株式会社宝島社 https://tkj.jp/

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この記事を書いた人

脳活、運動、食事、睡眠、社会参加、脳トレなどの普及・啓発活動による健康寿命の延伸・認知症予防の実現を目指す「脳活新聞」

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