【志賀海神社】玄界灘に臨む海上交通の要衝、博多湾の総鎮守

●御祭神:仲津綿津見神、底津綿津見神、表津綿津見神
●創建:不詳
●代表:宮司 阿曇幸興
●御利益:海上守護/交通安全/再生回帰の神/災厄祓除/家内安全/子供守護

【御朱印】受付9〜17時
神職手作りのオリジナル「事無き柴カード御守」
目次

歴史・由緒

伊邪那岐命に由来する「綿津見三神」

「亀石」が祭られる遙拝(ようはい)所。鳥居の間に日の出が見られる日もある 

「表津宮」「仲津宮」「沖津宮」に祀られていた「綿津見(わたつみ)三神(仲津綿津見神、底津綿津見神、表津(うはつ)綿津見神)」が、志賀島北部の勝馬から現在の地に遷座されたのが1800年ほど前と伝えられる。創建年は不詳だが、阿曇族が代々祀ってきた。大内持世、豊臣秀吉らの擁護を受け、現在の本殿などは初代福岡藩主の黒田長政が造営したとされる。

神功皇后が「三韓出兵」で使った旗ざおの竹を差し立て林になったという伝説が残る「長生竹」の竹林

綿津見三神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)のみそぎ払いの際に現れた海上交通安全や大漁など海の主宰神であり、近年では人生の門出を見守る神様ともいわれる。
境内の「鹿角庫(ろくかくこ)」「亀石」をはじめ、神社奥「長生竹」の竹林には神功皇后ゆかりの伝説が語り継がれている。

「当社は『海神(わたつみ)の総本社』で『龍の都』ともいわれます」と阿曇幸興宮司

阿曇幸興宮司は「志賀島の歴史を物語る文化財も複数あり、志賀島の海と山の良い“気”が集まっています。境内から望む日の出も美しいですよ」と話す。自然との調和が醸す厳かなたたずまいも、博多湾の総鎮守といわれる由縁である。

もっと知りたい  1万本超の鹿の角、類を見ない「鹿角庫」

おびただしい数の鹿の角を外から見ることができる

本殿に上がる石段の横に鹿の角を納めた「鹿角庫」がある。1万本を超える鹿の角が奉納されている全国的にも珍しいお堂だ。神功皇后が三韓出兵の際に対馬で鹿狩りをして三韓を平定させた後、狩った鹿の角を奉納したのが起源と伝えられる。戦国時代には多くの大名が鹿の角を納めたという古文書も残っている。

行事・祭り

志賀島の活性化にも8月の「七夕祭」

国土祭を締めくくる流鏑馬神事。約330mの参道を駆け抜ける

1年に大小約70の祭りを遂行する。中でも福岡県の無形民俗文化財に指定されているのが「歩射祭」(1月2〜15日)、「山誉種蒔漁猟祭」(4月15日)、「山誉漁猟祭」(11月15日)、「御神幸祭」(隔年10月第2日・月曜)で、古くからの風習に沿った神事を今に伝える。

七夕祭の夜は竹灯籠でライトアップされ幻想的な趣に

また阿曇宮司が「地域活性につながるお祭り」と位置付けているのが「七夕祭」(8月6、7日)。参道や境内に竹灯籠の幻想的な明かりが揺らぎ、大漁旗がはためく。地域の子どもが描いた紙灯明も彩りを添えるほか、多彩なイベントでにぎわう。

年間行事

1月 歩射祭
4月 山誉種蒔漁猟祭
8月 七夕祭
10月 男山祭、御神幸祭(隔年)、国土祭
11月 山誉漁猟祭 ほか

【住所】〒811-0323 福岡市東区志賀島877
【電話】092-603-6501
【開門】6時 【閉門】17 時半
【交通】西鉄志賀島バス停から徒歩約10分、志賀島渡船場から徒歩約10分
【地図】https://maps.app.goo.gl/zuGPtUbw8tHMJfB89


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