食べる脳活!? “ブレインフード”に注目したレシピ本「藤井恵さんのとことん脳にいいごはん」発売中

「いつまでも冴えわたった脳で新しい料理のアイデアを出し続けたい」。人気料理研究家・藤井恵さんがたどり着いたのが‶脳活ごはん″。 脳にいい食材を使って、脳にいい調理法で作る、一冊丸ごとブレインフードの本ができました。脳神経内科医監修で、医学的な根拠も踏まえた一冊です。

目次

ブレインフードで体の中から悩活!

「腸は第二の脳」ともいわれるほど体の中でも重要な臓器です。物忘れ、集中力の低下を防ぐ食事を考案するにあたり、藤井さんは「ブレインフード」に着目しました。

ブレインフードとは脳の働きを助ける食材のこと。例えば、青魚や抗酸化成分豊富な野菜類、ナッツ類などが挙げられます。

脳はエネルギー消費量の多く、栄養の影響を受けやすい臓器だからこそ、本書は脳の嬉しい栄養素を日常的に取り入れられるレシピを紹介しています。

脳を元気にする「調理」と「食事ルール」とは?

栄養素が糖化する過程で産出される「AGE」(終末糖化産物:Advanced Glycation End product)という老化物質は、脳の健康には大敵です。

AGEは脳に蓄積しやすく、血管や脳の働きを鈍らせ、脳神経細胞の老化と関連することが多くの研究で報告されています。

本書では、食べ物に含まれるAGEを増やさない、さらに酸化や糖化を抑えて素材の栄養素を保ちつつ余分な脂肪を減らせる「水調理法」を紹介しています。

脳や血管への負担を減らし、老化を防ぐ可能性があるこの調理法を日常的に取り入れれば、脳の健康維持が期待できるはずです。

その他にも生食の必要性、添加物をなるべく避ける、腸の重要性などを踏まえた「科学的根拠に基づいた脳を守るレシピ」が満載です。

4つのテーマで脳の若さを守る! おいしい&かんたん脳活レシピ83品

PART1. 脳が目覚める丸ごと脳活ごはん

PART1では、朝食に摂ると良いとされている炭水化物、脳細胞や神経伝達物質となるたんぱく質が豊富に含まれるレシピを紹介しています。

朝食レシピやたまご料理、さらに“脳活カレー”など幅広いレパートリーです。さらに野菜や海藻をプラスすると完璧です!

PART2. 脳のサビとり 魚のおかず

魚には、肉にないDHA(ドコサヘキサエン酸)など良質な油を含むものが多く、酸化から脳を守ってくれる心強いたんぱく源です。

PART2では、和洋中韓にアレンジしたヘルシーレシピから最も脳にやさしい生食レシピ、ミネラル豊富な貝レシピまで豊富なラインナップです。

PART3. 栄養チャージ 肉のおかず

主要なたんぱく源の肉は、脳機能維持にも欠かせない食材です。筋肉や血液、ホルモンの材料となるだけでなく、神経伝達物質の合成などの役割があります。

PART3ではヘルシーなのに食べ応えのある肉料理を紹介。効率よく脳の栄養不足を解消しましょう。

PART4. 腸活もできる 脳活サブおかず

PART4では、「ブレインフード」に注目した副菜レシピを紹介しています。

ポイントは食物繊維と抗酸化野菜。腸内環境を整えることで高血糖を防ぎ、神経伝達に作用して認知機能を維持するなど良いことずくめです。

抗酸化野菜は良質な油と合わせると“健脳効果”も高まります。

著者プロフィール

藤井 恵(ふじい・めぐみ)
1966年生まれ。料理研究家。管理栄養士。女子栄養大学卒業。
「ふだんの食事で健康に」をモットーにバランスを考えた献立作りや少しの工夫で格段においしくなるコツを紹介。作る人、食べる人の心に寄り添った料理は幅広い層に支持され、テレビや雑誌などで活躍。長野、韓国に足を運び、地場の食材、野菜や豆の食べ方を探求中。著書多数。

【監修】内野 勝行(うちの・かつゆき)
脳神経内科医。金町駅前脳神経内科院長。医療法人社団天照会理事長。
帝京大学医学部を卒業後、神経内科に入局し神経救急や変性疾患などを専門に扱う。これまで約1万人の患者を診察した経験を基に脳をクリーニングする「脳のおそうじスープ」を開発。監修書『疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい』はベストセラーとなっている。テレビ出演多数、さまざまな医療情報番組の医学監修も務め、精力的に健康情報を発信している。

「藤井恵さんのとことん脳にいいごはん」刊行概要

■書籍名:「藤井恵さんのとことん脳にいいごはん」
■著:藤井 恵
■監修:内野 勝行
■発売日:2025年11月6日(木)
■定価:1,870円(税込)
■仕様:B5判・112ページ
■発行・発売/株式会社世界文化社

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次