脳活新聞で初めてのイベント「脳活シネマ」を1月28日、北九州市小倉北区にある小倉昭和館で開催しました。上映したのは、12月に実施した「もう一度見たい映画アンケート」で2位だった「ローマの休日」です。
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会場は1939年の創業の小倉昭和館。開場時間前に行列が!
会場の小倉昭和館は1939年の創業。2022年8月に旦過地区の火災で焼失しましたが、クラウドファンディングなどの支援を受け、23年に再建を果たした映画館です。建物は新しいのですが、館内はどこかノスタルジックな雰囲気が漂い、座席もゆったり。
当日は時折みぞれが降るあいにくの天気でしたが、たくさんの参加者にお集まりいただきました。開場時間の前には長い行列ができるほどで、寒い中、並んでいただき申し訳なく感じながらも「楽しみにしてくださっているのだな」と、脳活新聞スタッフ一同、うれしく思いました。
応募総数は310人。抽選で当選した約100人が来場
今回の参加者は、応募総数310人の中から抽選で当選した約100人です。受付を済ませた参加者に脳トレ問題集Vol.1とVol.2をお渡ししましたよ。
続いて脳活シネマ特典のコーヒーとマドレーヌもお渡ししました。寒さでかじかんだ手や冷えた体がホットコーヒーで少しでも温められたでしょうか。
盛り上がった「脳トレチャレンジ」。正解者に賞品も
上映の前は「脳トレチャレンジ」で盛り上がりました。漢字パズル、マッチ棒クイズ、ことわざアナグラムなど計10問。スクリーンに問題を映し出し、分かった人に挙手してもらったのですが、皆さん、解くのが早い! 準備していた問題があっという間になくなり、司会者は大焦り。
一番早く挙手して正解した人に、健康長寿手帳や脳活新聞おすすめ商品などの詰め合わせを賞品としてプレゼントしましたよ。
小倉昭和館館主の樋口智巳さんにもごあいさついただきました。同館の歴史や映画館への思いを聞いて、深くうなずく人も。
北九州市出身の俳優リリー・フランキーさんや、映画監督の是枝裕和さんなど、同館を応援する映画関係者の名前が金色の糸で刺しゅうされている客席があることも教えてもらいました。誕生日など、その人にちなんだ数字の席に刺しゅうしているそうですよ。
大スクリーンでの鑑賞に満足。作品に引き込まれた!
「ローマの休日」の上映は13時半から。コミカルなシーンでは会場のあちこちから笑い声が上がるなど、参加者の皆さんは作品の世界にぐいぐい引き込まれた様子。
座り心地のいいシートと大スクリーンでの鑑賞に満足いただけたようで、上映後は「楽しかった!」「大きなスクリーンはやっぱりいいね」など口々に話しながら、晴れやかな表情で帰って行かれました。感動を共有できるっていいですね。
「脳活シネマ」第2弾もぜひお楽しみに!