祝・日本の「伝統的酒造り」ユネスコ無形文化遺産登録! 星野リゾートが「酒造りを学ぶ旅」をリリース

2024年12月5日、日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのに合わせ、「旅を楽しくする」をテーマに国内外に72施設を運営する星野リゾートは、「磐梯山温泉ホテル」、「界 玉造」、「星のや 沖縄」、「界 霧島」などで、日本の伝統的酒造りを学ぶ旅を販売開始しました。

目次

“日本の酒” の魅力を再発見する旅

日本の「伝統的酒造り」が12月5日(木)ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

日本国内では、「能楽」「結城紬」「和食」など土地の歴史や生活風習などに密接に関わる口承による伝統,芸能,社会的慣習などが登録されており、「伝統的酒造り」は23件目です(※1)。

酒造りは、日本の各地でその土地の気候や風土に応じた手法でおこなわれており、酒は儀式や祭礼行事など、今日の日本人の生活の様々な場面にも使われています。

星野リゾートでは、今回のユネスコ無形文化遺産登録に合わせ、ご当地ならではの食や文化体験からその土地の魅力を楽しめる「日本の酒を学ぶ旅」の販売を始めました。

酒造りが最盛期の酒蔵を訪れ、酒造りの背景や歴史を学び、精米歩合により味わいの異なる酒の飲み比べをしたり、酒造りには欠かせない上質な水が生まれるメカニズムを知り、受け継がれる醸造家の技に触れるガイドツアーに参加するなど、その地域の特徴的な酒造りに触れます。

酒造りの奥深さと、杜氏(とうじ)や蔵人(くらびと)のこだわりを知り、日本の酒の魅力を再発見することができます。

※1)文化庁HP参照

日本酒を学ぶ【磐梯山温泉ホテル(福島県)

寒い冬にぴったりの熱燗に注目!「あいづ日本酒よっぱら滞在」 

左より「会津SAKE Bar」、「よっぱら酒さんぽ」、「客室の日本酒セラー」

日本酒セラーとおすすめの日本酒が備えついた特別な客室に宿泊し、 日本有数の酒処である会津の日本酒を、気軽に楽しく体験できるプランです。

さらに地元の酒蔵から認定を受けた、日本酒を愛してやまないスタッフのお燗名人による「熱燗講座」で、日本酒への理解を深め、自分の好みの傾向を知り、熱燗を様々な楽しみ方で飲み比べます。

また、会津の酒を揃える日本酒バー「会津 SAKE Bar」も自由に利用可能。

そして翌日は、スタッフとともに会津若松市内をめぐる「よっぱら酒さんぽ」を実施。全国熱燗コンテストで金賞受賞の経験のある地元酒蔵の酒造りの見学をし、蔵元のこだわりを聞き、酒造りの奥深さを知ることができます。

■期間:2025年1月25日~2月24日
■料金:1泊 49,500 円~(2名1室利用時1名あたり/税サ込)
■含まれるもの:会津モダンスイート宿泊、夕朝食、会津 SAKE Barのフリーフロー、熱燗講座、「よっぱら酒さんぽ」の会津若松市内までの送迎、及びガイド
■定員:1日1組限定(1組2名まで)
■対象:20歳以上の方
■予約 :公式サイト(https://hoshinoresorts.com/jp/?realpath=%2Fcards%2Fz3a-t-jf5a)にて7日前までに要予約

日本酒を学ぶ【界 玉造(島根県)

2つの酒蔵で「蔵元が伝える酒造りの世界と日本酒の美味しい飲み方」を知る旅

左より「蟹と日本酒のペアリング」、「李白酒造 床揉み(とこもみ)」、「界 玉造 外観」

日本酒発祥の地と言われる(※2)島根県には約30の酒蔵が存在し、蔵ごとに個性のある様々な日本酒がつくられています。

その日本酒の奥深さを伝えたいという思いから「界 玉造」は、2つの酒蔵と「蔵元が伝える酒造りの世界と日本酒の美味しい飲み方」を知る旅を開催します。

地元の材料を使った酒造りにこだわり、140年続く出雲杜氏としての技を継承する「酒持田(さけもちだ)本店」では、蔵元が国の登録有形文化財に指定された酒蔵を案内し、行程を実際に見学します。

また、出雲神話に出てくる酒造りの伝統を守りながら革新的な酒造りをする「李白(りはく)酒造」では、普段は入ることのできない酒蔵を蔵元が案内。人の手と現代の技術を融合し、酒造りを次世代へ継承する試みを続ける蔵の挑戦を間近で見ることができます。

酒造りを見学した後には、精米歩合の異なる日本酒の飲み比べや、温度を変えた試飲を体験し、蔵元のこだわりやその技に触れるひとときを過ごせます。

※2)参照:島根県酒造組合HPより

■期間:2025年2月1日~3月31日(除外日あり)
■開催場所と時間:
・酒持田本店/期間中の水曜日 11:00~13:00
・李白酒造/期間中の火曜日 13:00~15:00
■料金:1名10,000円(税込) ※宿泊費別
■含まれるもの: 酒蔵見学・体験、試飲
■定員: 1日1組(最大4名)
■予約: 公式サイト(https://hoshinoresorts.com/jp/cards/preview/zgwmp0jqmy/eNWe-r1-7v/)にて14日前までに要予約

泡盛を楽しむ【星のや沖縄(沖縄県)

泡盛の歴史や文化をしり、本質に触れる「泡盛ディスカバリー」

左より「プライベートバー」、「泡盛インビテーション」、「グスクウォール」

泡盛は、日本最古の蒸留酒として琉球王朝時代から親しまれ、現在では沖縄県内の45以上の酒造で醸造されています。地域の文化や歴史を象徴する泡盛は、沖縄の自然環境に根ざした独自の製造技術が特徴です。

特に、沖縄の高温多湿な気候で発展した「黒麹菌」が深い味わいと香りを生み、ミネラル豊富な湧水が泡盛の繊細な風味を引き出します。

このプランでは、泡盛造りには欠かせない上質な水が生まれるメカニズムを知り、受け継がれる醸造家の技に触れるガイドツアーも実施。 甕(かめ)から甕へ仕次ぎを行う「古酒造り」では、自分好みの泡盛を育てる手法を学べます。

客室では、琉球王朝時代から続く古来と現代のスタイルで泡盛を味わい、20種類以上の泡盛を揃えた特別なプライベートバーでは、泡盛と肴の多様な組み合わせを楽しみながら泡盛の魅力を探求。

琉球王朝時代から続く泡盛特有の文化に触れ、泡盛の伝統や歴史、時代の流れを感じながら、新たな楽しみ方を発見することができます。

■期間:2025年2月28日まで
■料金:1名 95,000円(税サ込) ※宿泊費別
■含まれるもの:泡盛インビテーション、泡盛ジオガイド、プライベートダイニングでの夕食、プライベートバーでの泡盛ダイアログセット、古酒造り
■定員:1日1組(2名まで)
■予約:公式サイト(https://hoshinoresorts.com/jp/cards/preview/l_u3i-gqxhw/voPikBwiKi/)にて2週間前までに要予約※食材や仕入れ状況の都合により、料理と泡盛は変わります

焼酎を楽しむ【界 霧島(鹿児島県)

鹿児島の本格焼酎の真髄に触れ「杜氏から教わる本格焼酎と醸造蔵見学」

左より「中村酒造 仕込み」、「国分酒造 至極の一杯」、「界 霧島 大浴場(露天風呂)」

鹿児島県には110を超える焼酎の醸造蔵があります。

「界 霧島」では、蔵ごとに異なるこだわりを知り、さらなる焼酎の魅力に触れてもらいたいという想いから、鹿児島の伝統産業である本格焼酎の真髄に触れる体験を楽しめます。

手作業に重きを置き、貴重な石造りの蔵で焼酎づくりを行う中村酒造場と、香り焼酎など概念を変える独自の焼酎づくりを行う国分(こくぶ)酒造の2つの蔵から、自分の興味や好みにあった蔵を選び、見学できます。

芋切り、仕込み、発酵、蒸留など、焼酎がつくられる過程を見学し、各蔵の杜氏のこだわりを聞き、焼酎の奥深さを知ることができます。

また、それぞれの焼酎には杜氏が思う淹れ方があり、夕食前には杜氏直伝の酒にあった割り方や温度、おすすめの器など作法を教わったスタッフの手により作られた「至極の一杯」を楽しめます。

■期間 :2025年3月31日まで
■料金 : 1名 5,000円(税込)※宿泊費別
■含まれるもの:至極の一杯、本格焼酎の飲みくらべ、醸造場見学
■場所 : 見学は「有限会社中村酒造場」もしくは「国分酒造株式会社」にて現地集合・解散
■定員 : 1日1〜5名
■予約 : 公式サイト(https://hoshinoresorts.com/jp/cards/preview/vx1z_u7s-dz/nNqZvY4zZ2/)にて7日前までに要予約

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この記事を書いた人

脳活、運動、食事、睡眠、社会参加、脳トレなどの普及・啓発活動による健康寿命の延伸・認知症予防の実現を目指す「脳活新聞」

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