【イベントリポ】第10回脳活新聞フェア 日々の活力は好奇心!心と体、脳を元気にする一日

シニアの毎日に活力を届ける「第10回脳活新聞フェア」を9月28日、福岡市中央区天神のアクロス福岡地下2階イベントホールで開催しました。第10回を迎える今回は、毎回大好評の薬師寺(奈良市)の副住職、大谷徹奘(てつじょう)師による特別講演と、人気落語家の立川志らら氏による脳活落語が披露され、朝からホール内は熱気と笑いに包まれました。また、専門家による相続や遺贈寄付などについての講演と併せ、会場内では脳活や健康関連グッズなど暮らしに役立つ25のブースがにぎわいを見せ、693人の来場者で盛況を呈しました。

目次

脳活や健康にまつわる多彩な講演

【脳活落語】笑ってスッキリ!シナプソロジー落語で脳活
落語家 立川志らら氏

落語家 立川志らら氏

人まねせず自分で考え、間違いながら楽しもう
「脳は困ったり分からないと感じたりした時に血流量が増えるといわれています。今から落語(演目:松竹梅)と一緒に行う手遊びで脳を活性化しましょう。私が1と言えば右手、2で左手、3で両手を上げてください。これは簡単、次は難しくして脳をもっと働かせていきます。偶数で右手、奇数で左手、3の倍数で両手を上げてみてください。難しいでしょう。間違いは恥ずかしいことではありません。慣れない動きで脳を活性化させるのがシナプソロジー。正解ではなくても考えることが大事です」

【講演1】聞こえが変わると、脳が変わる。人生が変わる。~難聴の早期発見から始める、新しい脳活習慣~
聴脳科学総合研究所 中石真一路氏

聴脳科学総合研究所 中石真一路氏

耳の健康寿命は、命の健康寿命より短い
「難聴は加齢とともに増加します。75〜79歳では75%が発症し、80〜84歳では半数以上が中等度以上に進行しています。米国の調査では、難聴者の脳は健聴者に比べ萎縮速度が速いと報告されています。聞こえにくさを放置すると、家族や周囲との交流減少や社会的孤立に繋がり、⼼⾝の活⼒が衰える”ヒアリングフレイル”となる。難聴予防には生活習慣病対策や食事改善、そして早期の気付きと音が伝わる環境づくりが不可欠です」

【講演2】脳活の一歩は「聞こえ」から~知っておきたい難聴と補聴器の話~
デマント・ジャパン プロダクトマーケティング部 部長 武田和浩氏

デマント・ジャパン プロダクトマーケティング部 部長 武田和浩氏

フィリップス補聴器 シニアトレーナー 和田牧子氏

フィリップス補聴器 シニアトレーナー 和田牧子氏

補聴器は道具ではなく、暮らしをつなぐもの
「聞こえに関する悩みには、難聴や耳鳴り、聴覚過敏などさまざまなものがあります。騒音下で聞き取るためには集中力など多くの努力が必要になり『脳』が疲労し、人との関わりを避けることにつながります。だからこそ補聴器を活用し、聞き取りの負担軽減を目指したい。聞こえの悩みは、まずは専門医に相談を。そして、現在の補聴器はつけていても目立ちにくく、AI技術を活用し、周囲の環境に合わせて自動調整する機種もあります」

【特別講演】お経に学ぶ幸せの条件
薬師寺 副住職 大谷徹奘師

薬師寺 副住職 大谷徹奘師

人は心の生きもの。吾の心を変えよう
「悟(さとり)という文字は『心(※りっしんべん)』に『吾(われ)』。つらいことがあっても周囲は誰も変わってはくれません。自分のことを動かせるのは自分だけ。自分で気付き、立ち上がるしかありません。人は心の生き物で恨み深い生き物。相手を変えられないなら自分の心を変えましょう。私にも嫌いな先輩がいました。しかし自分が指導する立場になり初めて『うるさい先輩は自分がそうさせていた』と気付きました。今は先輩を嫌いではありません。相手は何も変わっていない、変わったのは私の心なのです」

【講演3】「うちは揉めない」その相続、認知症で止まります~元気なうちに備える遺言と遺言執行~
弁護士法人いかり法律事務所 弁護士 碇啓太氏(福岡県弁護士会所属)

弁護士法人いかり法律事務所 弁護士 碇啓太氏

話し合いなしで相続を進める、遺言書のススメ
「認知症患者数に対し、公正証書遺言の作成数は年間わずか約12万4千件。相続には相続人全員での協議が必要ですが、相続人が認知症や海外在住、行方不明などの場合、遺産分割は難航します。遺言書があれば協議なしで手続き可能ですが、自筆証書遺言は全文字自書などルール遵守が必要で、元気なうちの備えが大事です。この先認知症になるかどうかは分からなくても、相続問題は100%発生することを忘れずに」

【講演4】「その財産、誰の笑顔に変えますか?」~遺贈寄付ではじめる、もうひとつの社会貢献~
公益財団法人ちくご川コミュニティ財団代表理事/理事長 庄田清人氏

公益財団法人ちくご川コミュニティ財団代表理事/理事長 庄田清人氏

“人生の証”を未来につなげる遺贈寄付という選択
特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン 堀切かおり氏

特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン 堀切かおり氏

亡き後、社会に貢献したいという思いが増加中
「遺産を通じて生きた証しを残す『遺贈寄付』が近年増加しています。2025年の調査では50歳代以上の遺贈寄付の認知度は非認知を上回り、1人世帯や夫婦のみの世帯では約3割に遺贈の意向が見られます。相続人がいない事で遺産を国のものにするのではなく、困っている人や子どもを支える団体に寄付したいという思いをつなぐ遺贈寄付は、生前での寄付(遺言、死因贈与契約、生命保険信託など)や死後の寄付(相続財産の寄付)などがあります」

新たな試み「脳トレクイズ大会」で賞品ゲット

「脳トレクイズ大会」が初開催

今回初の試みとして「脳トレクイズ大会」が開催され、正解者には脳活新聞おすすめ商品が進呈されました。われこそはという参加者の挙手と笑顔であふれていました。

見て、聞いて、体験して。学び広がる25のブース

「BS12 トゥエルビ」のブースで体験する参加者

回を追うごとに増えているフェア会場内の出展ブース。今回さらにバラエティー豊かに25のブースで大にぎわい。プロのサポートで多くの人が学びの時間を過ごしていました。

大勢の人でにぎわう会場の様子

【出展ブース】(順不同)
●アイコン ●いかり法律事務所 ●グロービア ●シーボン ●ストアフロント ●武田メガネ ●公益財団法人ちくご川コミュニティ財団 ●特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン ●BS12 トゥエルビ ●ムスベル ●メルシー ●森永乳業九州 ●アステム ●イイダ靴下 ●SUNSEDAI ●鈴木楽器 ●Jトラストグローバル証券 ●ヘブンリトリート ●生活の窓口 ●西日本新聞書道会 ●FOOD&HEALTH協会ククルテ ●脳活新聞 ●ふくおか散歩 ●西日本新聞

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