【十日恵比須神社】博多商人が慕う商売繁盛と縁結びの神

漁業の祖神で商売繁盛の守護神である「えびす様」と、その父神で縁結びの神「だいこく様」を祀る「十日恵比須神社」。
本記事では、十日恵比須神社の歴史や、年間を通して開催されている祭り・行事について紹介する。

十日恵比須神社の社殿
目次

歴史・由緒

●御祭神:事代主大神(えびす様)、大國主大神(だいこく様)
●創建:1592 年1 月10 日
●代表:宮司 野上清隆
●御利益:商売繁盛/縁結び/家内安全/開運招福

【御朱印】受付9〜17時

だいこく様は出雲大社からの御分霊

1592年に香椎宮(福岡市東区)社家の武内氏が箱崎の浜辺で拾い上げたえびす像を祀ったのが神社の起こりで、社殿は千代の松原(同市博多区)や崇福寺(同)の境内にあったとされるが、再建や遷座を重ねて現在は緑豊かな東公園内(同)に鎮座している。 一方、だいこく様は出雲大社( 島根県)からの御分霊(分祀)で、これは全国的にも大変珍しいケースである。

運勢が博多弁で書かれているかわいい「めで鯛みくじ」

商売繁盛と縁結びの「福の神」として約430年にわたり博多商人に慕われてきた。えびす様の姿にちなんで鯛をモチーフにした授与品をそろえ、めで鯛みくじ、鯛の絵馬、鯛守りなどカラフルで愛らしいデザインが目を引く。月替わりの御朱印、見開き型の限定御朱印を求める参拝者も多い。

行事・祭り

愛称は〝十日恵比須〞「正月大祭」に100万人

約300もの露店が並び福を求める人が列をなす「正月大祭」

1月8日から11日に実施する「正月大祭」は「十日恵比須」とも呼ばれ、博多商人をはじめ全国から約100万人が訪れ商売繁盛や家内安全、漁業繁栄を願う。

夜を通してにぎわう福引

挑戦したいのが、空くじなしの福引。「大当たりー!」と威勢のいい声が響き、福笹とともに福起こし(だるま)や金扇など縁起物が授与される。参加者多数の場合は早期終了するため大祭初日が最もにぎわう。

芸妓が三味線や太鼓の音に先導され参拝する「かち詣り」

2日目の「宵えびす」では博多券番の芸妓らが行列で参拝する「かち詣り」が見物人を楽しませる。

「だいこく祭」で披露された柳川日吉太鼓

また2025年の秋季大祭を拡大して初開催した「だいこく祭」が話題に。キッチンカーが並び、音楽ライブや浴衣コンテスト、伝統文化体験のほか、縁結び特別祈願祭など世代を超えて楽しめる内容。「新スタイルの祭りとして地域をつなぐ役割を果たしていきたい」と権禰宜(ごんねぎ)の野上勝矢さんは話す。

「毎月10 日の月次祭では伊勢うどんを振る舞います」と権禰宜の野上勝矢さん

PHOTO SPOT めで鯛! 華やかな夏の手水舎

色彩華やかな夏季の手水舎

えびす様の象徴の鯛の口から水が出るデザインが特徴的な手水舎。「松原水」と呼ばれる良質な地下水が湧き出ている。夏には期間限定で、境内で育てられたアジサイや色とりどりの水風船が水面に浮かべられ、何ともカラフル。映える写真が撮れそう。

年間行事

1月8~11日 正月大祭
5月3日 博多松囃子
6月10日 夏越茅の輪くぐり神事
10月9、10日 秋季大祭
10月上旬 だいこく祭 ほか

【住所】〒812-0045 福岡市博多区東公園7-1
【電話】092-651-1563
【開閉】終日開門
【交通】福岡市地下鉄千代県庁口駅から徒歩5分、JR吉塚駅から徒歩8分
【地図】https://maps.app.goo.gl/3XhjdLVCW2bGvWHr7

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