土いじりによる心身の健康を実体験として持つ、半農半芸タレントの町田隼人さんに、野菜作りにまつわる脳活・健康エピソードを広く聞く連載コラム。4回目は今が旬の秋まきダイコンに注目!
脳活菜園応援団長 町田隼人さん
「朝倉幸男」でおなじみ。脳活菜園応援団長の町田隼人さん
福岡県筑前町出身。2021年、コロナ禍を機に帰郷し、農業と芸人の「半農半芸」活動をスタート。TVQ九州放送「雨ニモマケズ、」(18年1月~21年3月)で演じた「朝倉のおいしゃん・朝倉幸男」で人気者に。朝倉市魅力発信アンバサダー。「ジャンボタニシ」名でバンド活動も。
目次
根を伸ばし、花を咲かせて野菜も命をつないどるばい!
ダイコン作りも5年目になりました。今年は10月初めに種をまき、今ちょうど収穫が始まったところ。前回お話しした白ネギは5月に種まきして収穫はまだですが、ダイコンは成長が速い。取り逃したら「やば、こら大きくなりすぎたばい」と、袋に入りきらんサイズになってしまいます。
ダイコン作りは5年目になりました
ダイコン作りは1年目に大失敗をやらかしました。種まき後、何やらバタバタ忙しくていっとき畑を見に行っていなかったら草がぶわーっと生えとったんです。ダイコンも雑草も同じアブラナ科やけんそっくりで、1年目の自分には見分けがつかん。みんな「私ダイコンですもんね。抜かんでくださいよ」みたいなダイコン面ばして生えとるけん、分からんままどんどん抜いて、ふと振り返ったら5mぐらい全部抜いとりました。その後は毎日よく観察して見分けがつくようになっていきましたね。「だまされんぞ、お前はダイコンじゃなかろうが」ってね。
翌年3月になると、ダイコンたちは真ん中をぐーっと伸ばし、花を咲かせようとします。それを見た時に「野菜も植物なんだ」と気づかされ、不思議な感覚になりました。それまでは野菜を食べ物としてしか見ていなかったんです。
子孫を残し、命をつなぐために根を伸ばし、花を咲かせる。考えてみれば当たり前のこと。私たちにとっての食べ頃は、植物の一生のほんの一部分。私たち人間はそれを頂いているんですね。
春を迎えると、取り残したダイコンが一斉に花を咲かせ、白い菜の花畑みたいになります。見事ですよ。
ダイコンの花は白い菜の花みたい
変形ダイコンに名前をつけたら超人気に!
変形ダイコンを少しご紹介します。
こちらは「へい彼女!乗っていくかい?大根」。
「へい彼女!乗っていくかい?大根」
次は「デビッド・ボウイ大根」です。
「デビッド・ボウイ大根」
そして最後は「めおと大根」。
「めおと大根」
変形ダイコンの出荷情報はインスタグラムで発信しとります!
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