【脳活菜園便り】第2期の野菜は5種 美しさにもご期待を

福岡市南区の複合商業施設OHASHI HILLの屋上広場に設けた脳活菜園。第1期(春夏)のトマト、ピーマン、ナス、オクラは収穫を終え、これから第2期(秋冬)に挑みます。

再スタートを前に野菜作りの初心者・ベビーリーフはるかは、勝手に師と仰ぐ中原採種場(同市博多区)の田中清喜社長と本田敦史さんのもとへ直行。何から何までアドバイスをもらいながら、新たに脳活菜園を彩る顔ぶれにレタス、タマネギ、ハニースナップ、レッドポピンズ、そしてアーサイを選びました。

大根、白菜、イチゴに芽キャベツと秋植え候補が挙がる中、田中社長が「アーサイは?」と耳慣れない野菜を提案。きょとんとするベビーリーフはるかの傍らで、本田さんも「そうかアーサイがありましたね」とうなずきました。

アーサイは中国・四川省の原産で、漢字で書くと「児菜」。日本では「子持ち高菜」とも呼ばれ、わき芽を収穫して天ぷらや炒め物などにします。JA全農ふくれんは「博多蕾菜」(はかたつぼみな)と名付け、福岡県オリジナルで生産・出荷している〝シン博多野菜〞。脳活菜園にぴったりです。

アーサイ

さらに田中社長は「野菜の肩の部分が地面から出るので、真っ赤に色づくところが見られます」とレッドポピンズ(二十日大根)を推薦。

レッドポピンズ(二十日大根)

本田さんは「周りの庭園の花や樹木とは違った緑が、屋上の白い壁に映えると思います」とハニースナップ(エンドウ豆)も推します。レタスも赤と緑の2色。これらにタマネギを加えて、菜園の「色」を十分に意識した選定です。

グリーンオークレタス
レッドオークレタス
センチュリータマネギ

そうした色への工夫だけではありません。「もっときれいにしたいですよね。後ろにハニースナップをはわせて、前方はレッドポピンズで縁取って…」と本田さんが手元の紙に絵をさらさら。確かに種類ごとに固めて植えた第1期は素っ気ない印象でした。第2期は一転、デザインされた配置で屋上広場を訪れる人々の目を楽しませる計画です。

ハニースナップ

成長が早いレッドポピンズは、まき直しで何度も収穫できます。「レタスも子どもたちのお土産として面白いかな」と田中社長。日々の水やりなどで支えてくれている、おおはし保育園の園児たちの笑顔も思い描きました。

さて、最大の課題は数々の失敗を重ねてきたベビーリーフはるかの頼りなさ。「この菜園ができたら『みんな見て、見て』って感じですよね。秋冬も頑張ります。もう枯らす女とは言わせませんよ」と意気込みは熱いが…。

まずは春夏の作物を片付けて、土の補充や有機肥料(みみず太郎100)の混ぜ込みなど、10月初旬に予定する植え付けへ向けて準備を開始。ここから失敗しませんように。

「秋冬の脳活菜園は見た目の美しさにもこだわります!」とベビーリーフはるか

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