土いじりによる心身の健康を実体験として持つ、半農半芸タレントの町田隼人さんに、野菜作りにまつわる脳活・健康エピソードを広く聞く連載コラム。3回目は白ネギに注目!
脳活菜園応援団長 町田隼人さん
「朝倉幸男」でおなじみ。脳活菜園応援団長の町田隼人さん
福岡県筑前町出身。2021年、コロナ禍を機に帰郷し、農業と芸人の「半農半芸」活動をスタート。TVQ九州放送「雨ニモマケズ、」(18年1月~21年3月)で演じた「朝倉のおいしゃん・朝倉幸男」で人気者に。朝倉市魅力発信アンバサダー。「ジャンボタニシ」名でバンド活動も。
目次
てっぺんまで真っすぐ! 緑の部分もうまいです
7月末に白ネギの赤ちゃん苗を畑に植えました。それからは日々、草との闘いです。車輪の後ろに耕すような器具が付いている手押し車を使って地面をガガガガッと削っています。
草抜きの次は土寄せ。耕運機みたいな管理機という機械で土を飛ばし、ネギの根元に土を寄せます。9月はナスの管理と大根の種まきもある〝三つどもえ〞の時期でめちゃくちゃ大変。去年は体調を崩したんですけど、今年は加減が分かってうまいこと調整できているので、体は疲れても充実しています。
今回の幸男やさいは「白ネギ」
白ネギの収穫は11月末くらいからです。スーパーなどに並んでいる白ネギは頭が切りそろえてありますけど、自分は頭のてっぺんまで切らずに道の駅に出しよります。緑色の部分まで食べてほしいけんですね。
先っぽを切った瞬間「アロエか?」っていうくらいトロトロのやつがブワーッと出てきますよ。食べ方はグリルに入るくらいの大きさに3〜4等分して、焼いて塩こしょうをパパッとしただけの焼きネギが最高です。中がもうトロットロで、緑色の部分も白い部分もそれぞれにうまい!
段ボールを背もたれにして真っすぐをキープ!
収穫して一晩立てとくと、白ネギはぐにゃあって曲がります。寝せると出荷用のかごに収まらん。困っとったら妻が、子どもの工作用に取ってあった牛乳パックの空を出してくれました。
かごに敷き詰めたらぴったりで出荷も楽ちん。道の駅では段ボールを背もたれにして真っすぐをキープし、その段ボールにメッセージを手書きしとりました。最後の1本を手にした人が「くすっ」と笑ってくれたらなと思って。今年もそうするつもりです!
			
				
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