複合商業施設「OHASHI HILL」で4月にスタートした脳活菜園の様子を紹介します!
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梅雨、夏…。これからが勝負!
4月18日の植え付けから約1カ月半。「OHASHI HILL」の屋上広場にある脳活菜園の野菜たちは随分と成長しました。おおはし保育園の園児たちが、散歩に訪れて水やり。その期待と愛情が何よりの肥やしとなっています。
もっとも、ここからが正念場の梅雨、そして夏場。そこで苗を提供してくれた中原採種場( 福岡市博多区)の本田さんに、現状のチェックと今後へのアドバイスをお願いしました。
トマトはすくすく成長中
「比較的、順調です」とは複数の実を付けたトマト。「茎はもっと伸びます。風で折れないように支柱を長いものに替えてください」。
複数の実を付けたトマト
まずまずの成長を見せるナスには「葉に付いた虫を取りましょう。こちらの支柱はX形に組んで」。多数の花が咲くピーマンには「葉の色を見ると少し乾燥気味。今の花は取り、茎を強く育てましょう」。この3種は実や花の下の葉も摘み取りました。
ナスの支柱はX形に
一方でピンチを迎えているのが、葉が黄色みがかったオクラです。「水が足りないか、肥料不足か。オクラは生育に必要な温度が高いので、4、5月が涼しかった影響も考えられます」。何とか元気を取り戻してほしいところですが…。
梅雨が明ければ日照りの夏。土の水分を保つため、敷きわらなどでマルチングを施す必要もある。昨年、天神のビル屋上で始めたプチ菜園では猛暑で枯れたり、台風でプランターが倒れたり…。「子どもたちのためにも、今度は失敗しません」。脳活新聞編集部の菜園担当・ベビーリーフはるかの鼻息は荒い。
ベビーリーフはるか
「OHASHI HILL」地域の憩いの場に
「OHASHI HILL」は西鉄大橋駅(福岡市南区)の東口にある地上6階建ての複合商業施設。誰もが利用できる屋上広場のほかにも一時保育所やレンタルスペースなどを備え、災害時には帰宅支援ステーションとなります。
地上6階建ての複合商業施設「OHASHI HILL」
市の文化施設だった「ゆめアール大橋」の跡地を、えんホールディングスが再開発。「地域の文化・交流の場として愛されてきた場所。その遺伝子を引き継いだ、皆さんに愛される居心地いい施設でありたい。気軽にご利用いただければ」と同社の原田透代表取締役は思いを語ります。6月中にはディスカウントストアやクリニックなどもオープン。いよいよ本格的に稼働します。
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