1923年9月1日に発生した「関東大震災」。この震災を教訓にして一人ひとりの防災対策の重要性を理解してもらうために9月1日は「防災の日」と制定されました。
日本は、地震だけでなく台風など様々な自然災害が比較的発生しやすい国です。「もしも」のことがあったときのために今のうちに準備をしましょう!
本記事では各年代ごとに準備しておいたほうがよいものをご紹介しております。
目次
災害のために備えておくべきもの
内閣府の調査では「非常食や水を3日分備蓄している家庭」はまだ半数以下です。準備しないといけないけど、準備できていないという方が多数だと思います。
下記では各年齢ごとに災害時に備えておくべきものを記載いたします。自身の命を守るためにも大切な家族を守るためにもぜひご参考にしてください。
乳幼児(0〜5歳)
・粉ミルク・液体ミルク、授乳用品
・紙おむつ・おしりふき
・ベビー用食品・離乳食
・着替え(多め)・毛布
・お気に入りのおもちゃやぬいぐるみ(安心につながる)
学齢期の子ども(6〜12歳)
・水・非常食(子どもが食べやすいもの)
・携帯できるおやつ
・着替え・下着・タオル
・小さめのリュック(自分用)
・学校や友達の連絡先を記したメモ
成人(13〜64歳)
・飲料水・保存食(最低3日分、できれば1週間分)
・携帯ラジオ・モバイルバッテリー
・懐中電灯・乾電池
・常備薬・救急セット
・現金(小銭含む)・身分証コピー
・笛(助けを呼ぶため)
・衛生用品(マスク、生理用品、アルコール消毒など)
高齢者(65歳以上)
・飲みやすい食品(ゼリー飲料・やわらかい保存食)
・常備薬・お薬手帳のコピー
・眼鏡・補聴器・入れ歯用品
・杖や歩行補助具
・健康保険証・連絡先の控え
・簡単に着脱できる衣類
ご自身の命を守るためにも、大切な家族の命を守るためにも各年齢ごとに合った備えは必須です。上記で紹介したもの以外にも各ご家庭に合わせて必要だと感じるものは必ず備えておきましょう。
避難場所の確保
いざ災害が起こると、どこに避難すればよいのかどうすればよいのかを冷静に対処できないものです。今のうちにそうしたことも準備しておきましょう!
避難経路の確認
学校や公民館など、避難場所として指定されている場所への避難経路を確認しておきましょう。国土交通省では災害の危険から命を守るための「指定緊急避難場所」のデータを公開しています。ご自身の住んでいる地域の避難場所をぜひ確認してみてください。
連絡先、集合場所の確認
■災害時の連絡先の確保
災害時のために、固定の連絡先や家族全員が集まる避難場所を決めておきましょう。そうすることで万が一連絡が取れなくなった際も、安全に集合しやすくなります。
まとめ
起こるかどうか分からない不確定なもののために備えておくということに対して億劫な気持ちになる方もいるかもしれません。しかし「備えあれば憂いなし」という言葉もあるように、備えておくことで不測の事態が発生した際も落ち着いて対処できるものです。
今日をきっかけに、ご家庭・職場・地域で防災を話し合いましょう!
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