猛暑が続くこのごろ。高齢者は特に熱中症に注意する必要があります。そこで今回は、脳活新聞読者422人に暑さ対策の実態を聞いてみました!
「エアコンの設定温度は?」「節電にもなる暑さ対策とは…」寄せられたさまざまな予防法を、リアルな声とともに紹介します!
目次
熱中症搬送者の半分は高齢者!?
消防庁の調査によると、8月4日~10日の全国の熱中症による救急搬送者7,578人のうち、4,164人が65歳以上の高齢者であることが分かっています。
搬送者の55%が高齢者であり、そのリスクの高さがうかがえます。
また、発生場所は「住居」がもっとも多く、「屋内だから大丈夫」という油断は禁物。
屋内でも徹底した対策が必要です。
「全国の熱中症による救急搬送状況 令和7年8月4日~8月10日(速報値)」(消防庁)(https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/items/r7/heatstroke_sokuhouti_20250804.pdf)をもとに作成
脳活新聞読者も、約40%の方が「熱中症になってことがある」「おそらく熱中症になっていた」と回答。
熱中症は身近なリスク。なってしまう前に対策が必要ですね…
脳活新聞読者アンケート(回答者422人 対象期間7/1~7/20)より
エアコン解禁は何月?設定温度は??
今回、脳活新聞読者422人を対象に、気になる暑さ対策事情を調査しました!
エアコンをつけ始めた時期は6月がもっとも多い結果に。
ちなみに6月の平均最高気温は27℃と、最高気温が25℃を超えたあたりでエアコン解禁する人が多いようですね。
また、エアコンの設定温度は「27℃~29℃」「24℃~26℃」が大半を占める結果に…!
一方で7月上旬時点で「使用していない」方もちらほら…
暑いのでエアコンつけてください…!
脳活新聞読者アンケート(回答者422人 対象期間7/1~7/20)より
みんなが実践している熱中症対策3選
エアコンをつける以外にも大事な対策は盛りだくさん。
脳活新聞読者が特に気をつけている対策を3つご紹介します。
①忘れちゃいけない水分補給
とにかく冷房もいいけど水を1日2リットル飲むことが大事です。これを癖にしないと駄目です。(大阪府/40代男性)
冷房はつけていても忘れがちなのが水分補給。
その他「テーブルにコップを置いておく(水分補給を忘れないように)」「スポーツドリンクを常備」という声も。「一日2L水を飲む」など、ノルマを決めておくのも効果的ですね!
②梅干しや特製ジュースで塩分補給
梅干しと紫蘇ジュース摂取(福岡県/50代女性)
塩分補給のために、梅干しや紫蘇ジュース、お酢ドリンクを飲む人多数!
夏バテでもバランスの良い食事をしっかり食べる!という声も。栄養補給、大事ですね!
③日傘は老若男女のマストアイテム
男性ですが外出は帽子ををかぶり日傘を使う 水筒を持ち歩く(愛知県/50代男性)
今日小学生もほとんどの子が日傘をさして登校していました(福岡県/60代女性)
日傘を指すだけで体感温度がグッと変わりますよね…!
男女問わず、使うべき暑さ対策グッズです!
気になるのは電気代!節電にもなる暑さ対策とは…
「暑さ対策は大切!」と思いつつも気になるのは電気代…
節電にもなるアイデアの数々をご紹介します!
①よしずや遮熱フィルムで熱を遮断!
よしず、グリーンカーテンゴーヤ植えて日よけ対策する!(福岡県/50代女性)
遮熱効果の高いフィルムやカーテンの使用により直射日光による室内の温度上昇防止(福岡県/50代男性)
とにかく外からの熱を遮断!!
よしずやグリーンカーテンの他、遮熱効果のあるフィルムやカーテンを利用する人も!
②冷房×サーキュレーター併用で冷気循環
エアコンつけたらサーキュレーターもつけて(冷気を)かき回す(佐賀県/60代男性)
エアコンとサーキュレーターの二刀流で冷気を循環させている人も続出。
設定温度は変えずに、より効果的にエアコンを活用しましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか!
まだまだ暑い日が続きますが、熱中症対策、暑さ対策を忘れずに夏を楽しみましょう!
みんなが実践している熱中症対策3選
①忘れちゃいけない水分補給
②梅干しや特製ジュースで塩分補給
③日傘は老若男女のマストアイテム
節電にもなる暑さ対策
①よしずや遮熱フィルムで熱を遮断!
②冷房×サーキュレーター併用で冷気循環
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人間の体の大部分は水と塩分などの電解質からなる液体=体液からできています。この体液を失うことが、熱中症や身体の不調の諸原因になる脱水です。
つまり、体液の素となる水分を管理することは、熱中症対策になるだけでなく、健康的な生活を維持するために必要不可欠と言えます。