初めての大阪・関西万博! 来場前に知っておきたい初心者向け徹底ガイド♪

早くも開幕から2カ月がたった「大阪・関西万国博覧会」。大盛況なだけに何をするにも行列ばかりで「人が多くて大変そう」というイメージをお持ちの方も多いのでは? 今回は見どころ満載の万博を最大限に楽しむコツや攻略法をご紹介します。これからお出掛けの方、必見です!

目次

まずはここから! 来場前に知っておきたい大切なポイント

大阪・関西万博に初めて訪れる人に向けて、来場前にチェックしておきたい基本情報をまとめました。

行くことが決まったら、まずすること

来場日時の予約は必須! チケットを持っていても、日時予約がなければ入場できないこともあります。予約は来場の6カ月前から可能です。

会場内は現金が使えません!

会場内のお支払いはキャッシュレスのみ。クレジットカード、電子マネー、コード決済など70種類以上に対応しています。対応ブランドは下記から確認を。

スーツケースの持ち込みはNG! 喫煙やペットは?

大型荷物(幅600mm×高さ400mm×奥行900mmのサイズを超える荷物)、キャスター付きのケースの持ち込み不可です。

会場に入る前に、ホテルやコインロッカー、公式荷物預かり所(弁天町駅・桜島駅)を利用しましょう。会場には小サイズのコインロッカーのみあります(※数に限りがあります)。

また、会場内は禁煙です(※喫煙所は東ゲートの外に2カ所のみ)。ペットの同伴もできません。

当日の情報収集は公式アプリで!

最新情報は、公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」でチェック。パビリオンやレストランなどのさまざまな施設、現在地がすぐに分かるマップ機能もあります。スマホにダウンロードしておきましょう。

自分にぴったりのチケットを見つけよう!

公式のデジタルチケットサイトのスマホ表示画面

チケットの種類

大阪・関西万博のチケットは、来場目的や回数に応じて選べる4つのタイプがあります。

【1日入場チケット】
・「平日券」、「夜間券(17:00以降)」、いつでも入場できる「一日券」の3種類。
・年齢によって料金が異なり、3歳以下は無料です。

【複数回パス】
・「夏パス(7月19日~8月31日)」や、「通期パス(全会期中)」で、好きなだけ入場可能。
・年齢によって料金が異なり、3歳以下は無料です。

【特別割引券】
・障碍者手帳などをお持ちの方と同伴者(1名)が対象の割引チケット
・年齢によって料金が異なり、3歳以下は無料です。

【団体チケット】
・15人以上の一般団体や、学校団体向けの特別料金があります。

チケット購入のステップ

1. 万博IDの登録
まず本人情報を登録します。

2. チケットを購入
公式のデジタルチケットサイトからチケットを購入します。

3. 来場日時の予約
6ヵ月前から受付可能。来場予約の際には、入場ゲートを選択しなければなりません。電車で来るなら「東ゲート」、バス・車等で来るなら「西ゲート」をセレクト。当日予約で好きなパビリオンが選びたいなら、できれば入場時間は9時枠がおすすめ。

4. パビリオン観覧の事前抽選申し込み
来場日時を予約した後、事前にパビリオン等の観覧予約抽選ができます。2カ月前、7日前、3日前の3回チャンスがあります。特に3日前は、早押しで予約が勝ち取れますので、23時くらいから早めにログインして準備しておくと◎。

5. 予約当日に来場&QRコード提示で入場!
会場に入場して10分後から「当日予約」ができるようになります。会場に入った後は、早速「EXPO2025 デジタルチケットサイト」から「当日登録」でパビリオンを予約しましょう!

万博会場へのアクセス方法は?

2025年大阪・関西万博の会場「夢洲(ゆめしま)」へは、複数のアクセス手段があります。バス利用の場合は、往復の予約が空いているか、日時確認をしてバスの予約もお忘れなく。土日祝日など混雑が予想される日は、西ゲートの方が比較的空いているのでおすすめです。

なお、一般の自家用車の乗り入れはできません。公共交通機関を利用しましょう。

【東ゲート(鉄道・自転車利用の方におすすめ)】
・Osaka Metro 中央線「夢洲駅」直結
・自転車でも来場OK(※事前予約制駐輪場あり)…夢洲駅/有料駐輪場、コスモスクエア駅/無料駐輪場
・一部、障がい者向けの自家用車乗り入れ可(事前予約・有料)

【西ゲート(バス利用の方におすすめ)】
・主要駅から直通シャトルバス運行中
・伊丹・関西国際空港から空港バス、近畿圏・全国から高速バスでのアクセスもあり

広い万博会場内、どうやって移動する?

会場内の混雑状況が色でわかる。EXPO2025 Personal Agent のスマホ表示画面。

広大な夢洲の会場をスムーズに移動するには、デジタルとアナログを上手に組み合わせるのがコツ。

活用したいのが公式アプリ「万博公式アプリ“EXPO2025 Visitors”」の中にある「EXPO2025 Personal Agent」。イベントスケジュールやグルメ情報、トイレ情報などが一覧でき、混雑情報も色分け表示で一目瞭然です。

スマホに不慣れな方や紙地図が好きな人には、公式の物理マップがおすすめ。会場内でも販売しています。以下のリンクからもPDFをダウンロードできるので、印刷して持参すれば安心です。

さらに、Googleマップも併用すると便利。会場内のざっくりした移動時間や所要時間を把握するのに役立ちます。

また、会場では車椅子・ベビーカーの貸し出し(無料/アクセシビリティセンター、ベビーセンターにて対応)も行っています。※数に限りがあります。

パーソナルモビリティ(無料)

パーソナルモビリティ

広大な万博会場。長時間・長距離歩くことが難しい人には、パーソナルモビリティの貸し出しも。東・西ゲート付近で当日貸し出しを行っています(抽選制/最長4時間)。
※顔写真付き身分証が必要、最終貸し出しは17:00。

行く前に知っておきたい!持ち物と心構え

実際に足を運んで感じた「事前に知っておけばよかった!」というお役立ち情報をお知らせします。来場前に以下をチェックして、万全の準備で臨みましょう。

持ち物・服装のポイント

・軽食や飲み物を持参すると安心。お昼時は飲食ブースが混雑します。ただし、酒類や缶、瓶飲料は持ち込み禁止です。

・会場には給水スポットがあります。水筒、空のペットボトルを活用しましょう。

・防寒具があると夜まで快適です。特に夕方~夜に残る人は要注意。会場は海沿いのため風があります。特に太陽が沈むと冷え込みます。

・傘、レインコートがあると安心。これからの季節は、雨晴両用傘がおすすめです。

・折りたたみ椅子があると待ち時間に便利。日中のパビリオンは行列になりがちなので、待ち時間用に本や音楽などの「暇つぶしアイテム」があると◎。

・モバイルバッテリーは必須! 予約やマップ確認などでスマホの電力をかなり消費します。

・大屋根リング周辺では、夕方以降は虫が多いという声も。気になる人は虫よけスプレーがあると安心です。

・会場内ではたくさん歩くことになるので、歩きやすい靴で出掛けることもわすれずに。

現地で役立つ行動のコツ

・企業パビリオンは、ほぼ事前予約制。行きたいものは事前に必ず抽選予約を。
・国パビリオンは、予約なしでも入場可。ただし行列必至なので余裕のあるスケジュールを。

「大阪・関西万博」を最大限に楽しもう!

夜の大屋根リング



大阪・関西万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。

さまざまな国やテーマの180以上のパビリオンでは、まだ知らない世界に触れ、各国の文化や未来社会を、実際に体感することができます。

これからは梅雨の時期を向け、その先には暑い夏が待っています。夏休みも始まればさらに賑わいを増すでしょう。

でも、事前にきちんと準備をしておけば心配はいりません。

今回ご紹介した情報をしっかりチェックして、快適に、自由に、大阪・関西万博を満喫してください♡

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この記事を書いた人

脳活、運動、食事、睡眠、社会参加、脳トレなどの普及・啓発活動による健康寿命の延伸・認知症予防の実現を目指す「脳活新聞」

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