ふくすま:Vol.1-3 要介護度と体の状態

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要介護度で施設を選ぶ「要支援」「要介護」の違いは?

 介護保険のサービスを受けるには、要介護認定を受けなければなりません。自分が住む市町村の窓口で申請し、訪問調査や主治医の意見書などを踏まえて要介護度が決定します。大半の施設が要介護度を受け入れの判断基準にしているため、要介護度が判明すれば、入所する施設を絞り込むことができます。

 「要介護度」とは、その人がどの程度の介護を必要としているのかについての目安です。具体的には、介護の必要性の低い順から要支援1・2、要介護1〜5までの7段階に分かれています。認定結果には、このほか「非該当」があります。これは介護支援を必要とせず「自立」できた状態を指すので、サービスを利用することはできません。

 「要支援」も介護サービスを利用することはできませんが、予防的な対策が必要とされる状態です。「要介護」は介護サービスが必要と認められる状態。数字が大きくなるほど介護度が重く、多くの介護サービスを受けることができます。
 介護度に応じて1割〜3割の負担で利用できる上限額(利用限度額)が異なります。

脳活新聞 ふくすま
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