腸に良い食べ物として代表的な発酵食品、みそ・醤油・酢などの調味料から甘酒・日本酒・漬物・ヨーグルト・チーズなど、身の回りにはたくさんの発酵食品を手に入れることができます。
腸が元気だと、脳の若さも保たれると言われていますので、日常の食生活の中でも積極的に取り入れていきたいですね。
今回は、市販のキムチを使った手作り餃子をつるりと美味しく食べられる具沢山の「華風スープ」をご紹介します。
目次
キムチの栄養効果
キムチに含まれる成分についてご紹介します。
赤唐辛子に含まれる成分の効果
辛味成分:カプサイシン
・味覚刺激を通して交感神経が刺激され、血流が促進される
・内臓脂肪の燃焼
色素成分:カプサンチン
・赤色の色素成分で、強い抗酸化作用がある
・善玉(HDL)コレステロールを上昇させる働きがあり、動脈硬化予防・老化防止に役立つ
乳酸菌の効果
キムチに含まれる植物性の乳酸菌は、生きたまま腸に届きやすいと言われています。乳酸菌は熱に弱く、60℃以上に加熱されると死滅してしまうため、キムチの栄養を最大限に生かすには生で食べるのが一番です。
しかし、乳酸菌は加熱したからといって完全に効果がなくなってしまう訳ではなく、悪玉菌を排出して腸内環境の整備をするので、腸にとっては良い効果が得られます。
キムチは発酵が進むと酸っぱくなりがちですが、加熱することで酸味が「旨味成分」に変化しますので、用途に応じて色々な食べ方を楽しみましょう。
スーパーで売られているキムチには、日本人の味覚に合わせて食べやすいように「非発酵」で浅漬したものも多くあり、乳酸菌の効果が得られない場合があります。
「発酵食品」のキムチを選択するために、商品マークや表示をチェックして購入すると良いでしょう。
華風スープ
それでは、具沢山の「華風スープ」の作り方をご紹介します。
材料(2人分)
餃子の皮 6枚
豚ひき肉 20g
発酵キムチ 15g
白菜 100g
きくらげ(乾燥) 2g
水 250ml
鶏ガラスープの素 2g
薄口しょうゆ 小さじ1/2
ねぎ 適宜
作り方
- キムチはみじん切りし、豚肉と合わせ酒を加えてよく混ぜておく。
- ①を餃子の皮に包み茹でておく。
- 鍋にお湯を沸かし、鶏ガラのスープの素を溶き白菜・きくらげを入れる。
- 野菜が煮えたら②を入れ、薄口しょうゆで味を整え、ねぎを散らす。
キムチ餃子は、まとめて作って冷凍しておくと、鍋物やラーメンのトッピングとしても◎
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