お城、動物園、本屋さん…? 泊まれる意外なスポットランキング

近年、学校や動物園、天文台など「ホントに泊まれるの?」と思うようなユニークな宿泊スポットが増えています。そこで今回は、旅行情報誌『じゃらん 』 が発表した「泊まれる意外なスポットランキング」をご紹介します。いつもと違う旅がしてみたい、ちょっとおもしろい体験をしてみたいと思っている方は、参考にしてみては?

目次

思わず自慢したくなる泊まれる意外なスポットランキング

「じゃらん 泊まれる意外なスポットランキング」

リクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん 』 は「一度は泊まってみたい意外なスポット」についてアンケートを実施し、ランキングを発表しました。トップ10には城や天文台、サファリパーク、駅舎など一風変わった宿泊スポットがずらり。

近年の多様な旅行ニーズにともない、宿泊施設も“泊まるだけじゃない”過ごし方の進化が見られ、“旅の目的地 ” となるような個性的なコンセプトホテルやさまざまなアクティビティを提供する宿泊施設も増えています。

いつもと違う旅がしてみたい、ちょっとおもしろい体験をしてみたいと思っている人は、ぜひランキング情報を参考におでかけしてみてはいかがですか。

1位:大洲城キャッスルステイ(愛媛県)

大洲城を貸し切りに。おもてなしも殿様級

日本初の本物の天守に泊まれる「キャッスルステイ」。歴史的資源を活⽤した、観光まちづくりの一環として展開しています。

滞在できる時間は、⼤洲城の観覧時間が終了する17時から翌朝9時まで。宿泊者は城を治める一日城主として、 天守、重要文化財のふたつの櫓(やぐら)を含む大洲城を、 プライベートな空間として過ごすことができます。

夜には、櫓(やぐら)から月を眺めながら晩酌できるなど、歴史好きにはたまらない特別な体験が待っています。

■ 大洲城 公式HPhttps://castlestay.ozucastle.com/

2位:清和高原天文台 清和高原の宿(熊本県)

昼は九州脊梁山地の絶景を、夜は満天の星を満喫

阿蘇⼭の南外輪⼭に位置し、⼭都町井無⽥⾼原(通称:清和⾼原)にある「清和高原天文台」横に併設されたロッジタイプの宿泊施設。 標高700mで360度⾒晴らしが良く、九州山地が一望できるロケーションにあります。

天気が良い日は大型望遠鏡を使った夜間の天体観測会に参加したり、大自然の中でゆっくり満天の星を眺めて過ごすしたり、 日常の喧騒を忘れて天体にどっぶり浸る体験ができます。

宿泊の際は敷地内のレストランで焼肉を楽しむ「お食事付き宿泊プラン」がおすすめです。

■ 清和高原天文台 公式HP http://astroseiwa.com/

3位: ノースサファリサッポロ(北海道)

ミーアキャット、モモンガなど様々な動物たちと一緒に宿泊できる

動物たちとふれあえる体験型動物園「 ノースサファリサッポロ 」に併設する「北海道アニマルグランピング」は、 様々な動物たちと一緒に宿泊できるグランピング施設。

ライオンやアザラシ、ペンギンなど動物園でお馴染みの動物とガラス1枚で隔てた部屋に宿泊したり、ミーアキャットやモモンガなどの小動物や珍しい爬虫類などの貸し出し動物と一緒に過ごしたり、まるで動物園に泊まるようなドキドキ体験ができます。

ノースサファリサッポロ 公式HP https://www.north-safari.com/

4位:ランプライトブックスホテル名古屋(愛知県)

気のおもむくままに本の世界に没頭

写真は「モデレートシングル」

「本の世界を旅するホテル。」がコンセプトのホテル。1階にある本屋「ランプライトブックス」は24時間営業していて、宿泊すると好きな本を選んで部屋で読むことができ、まさに昼夜問わず本に浸ることが可能です。

部屋は調光可能な間接照明とリーディングランプ、オットマンを備えた肘掛け付きソファがあるなど、本が快適に読めることを第一に考えられています。

都市の中心部にありながら緑豊かな公園に隣接した閑静なロケーションで、その日の気分に合わせた1冊を選び、部屋で思う存分本の世界に没頭するのもまた旅気分。

「ランプライトブックスホテル」は、北海道、福岡県にもあり。

■ ランプライトブックスホテル 公式HP https://www.lamplightbookshotel.com/

5位:平戸城 CASTLE STAY 懐柔櫓(長崎県)

「特別城主」として平戸島の歴史とファーストクラスのおもてなしを体感

日本百名城にも指定されている平戸城にある2階建ての宿泊施設「平戸城 CASTLE STAY 懐柔櫓」。リビング・ダイニングルーム、ベッドルーム、和室コーナー、ウッドデッキ、浴室を完備した、伝統とモダンが融合した華やかな空間がなんとも贅沢です。

九州を代表する「平戸神楽」や平戸藩藩主が興した「武家茶道体験」など、平戸島が紡いできたストーリーを五感で体感できる様々な体験メニューを用意し、極上のキャッスルステイを演出してくれます。

海に面する3面ガラス張りのバスルームから見渡す、平戸大橋と美しい平戸島の海の景色もまた格別。

平戸城 CASTLE STAY 懐柔櫓 公式HP https://www.castlestay.jp/

6位:THE TOWER HOTEL NAGOYA(愛知県)

1954年の完成以来、半世紀以上街のシンボルとして愛されてきた「名古屋テレビ塔」が2020年「中部電力 MIRAI TOWER 」としてリニューアル。同時に誕生したのが世界でも珍しい塔の中のホテル「THE TOWER HOTEL NAGOYA」です。

客室には東海地方の作家によるアート&クラフトを採用したインテリアや照明、こだわりぬいたリネンやアメニティが備わっていて、眼下には緑豊かなセントラルパークの眺望が広がります。

「登録有形文化財」に指定されたテレビ塔の中に泊まるという、この特別な場所でしかできない非日常体験をぜひ。

THE TOWER HOTEL NAGOYA 公式HP https://thetowerhotel.jp/

7位:ザ・バンブーフォレスト(千葉県)

千葉県市原市のふれあい動物園「アニマルワンダーリゾウト・サユリワールド」に隣接したグランピング施設。

毎年春から秋には、隣接の「サユリワールド」内にあるキリンの家のすぐそばで朝食が食べられるオプションがあり、家族連れに人気です。 ※今後の実施期間は23年11月5日(日)宿泊分まで予定

ラグジュアリーなドームテントをはじめ、秘密基地のようなツリーハウスなど、 ホテルともキャンプとも違うグランピングならではの広々とした空間を楽しむことができます。

ザ・バンブーフォレスト 公式HP https://bamboo-forest.jp/

8位:中伊豆 EAST WINDS VILLAGE(静岡県)

ワイナリーならではのロケーション。そこに隣接するグランピング施設の目の前には、見事に整備された10ヘクタールもの美しいぶどう畑と雄大な富士山の眺望が広がります。

宿泊者にはワイナリーのガイドツアー特典のほか、源泉かけ流し100%の天然温泉が楽しめるなど、伊豆の大自然の中でラグジュアリーなひとときを過ごすことができます。

■ 中伊豆 EAST WINDS VILLAGE  公式HP https://east-winds-village.com/

9位:TR列車の宿(宮崎県)

宮崎県の五ヶ瀬川沿いの廃線駅を利用した温泉施設「日之影温泉駅」に併設する、全国でも珍しい電車の車両に泊まれる「TR列車の宿」。

廃線となった旧高千穂鉄道の2車両を改装し、洋室や和室など宿泊できる客室に整えながらも、外観デザインはもちろん、内部には運転席や計器類、運賃箱、車窓や蛍光灯、荷棚などはそのままに。

五ヶ瀬川の渓谷沿いに佇んでいるため、車窓からの景色で列車の旅気分が味わえます。

■ 日之影温泉駅 公式HP https://hinokagecho.com/hinokageonsen

10位:駅舎ホテル INN MY LIFE(静岡県)

静岡県の天竜浜名湖鉄道にある無人駅「二俣本町駅」の駅舎をリノベーションした施設で、かつて駅長室だった部屋が白を基調としたシンプルながらこだわりの詰まった客室に変身しました。

地元の新鮮食材をふんだんに使用したお食事をいただいたりと周辺エリアの魅力に触れながら、1日1組限定で現役の駅の駅舎に泊まるという贅沢な時間が過ごせます。

駅舎ホテル INN MY LIFE  公式HP https://www.innmylife.com/

泊まるだけじゃない、旅の目的になる宿泊施設

暑さが落ち着いてくると、いよいよ絶好の旅行シーズンがやってきます。いろいろな心配事もだんだんと落ち着いて、巷はすっかりお出かけモードです。

今は宿泊施設にもお手軽なものからラグジュアリーなもの、リゾートホテルやシティホテル、温泉旅館や割烹旅館と、たくさんの種類がありますが、今回ご紹介した宿泊施設のような「目的となる」宿泊施設を選んでみるのも良いかもしれません。

きっとあなたの“旅 ” の楽しみが、またひとつ増えるはずです。


※紹介している内容は2023年7月31日時点の情報です
※おでかけの際には、ホームページなどで最新の情報をご確認ください
※参考:「じゃらん 泊まれる意外なスポットランキング」

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この記事を書いた人

脳活、運動、食事、睡眠、社会参加、脳トレなどの普及・啓発活動による健康寿命の延伸・認知症予防の実現を目指す「脳活新聞」

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