タオルでストレッチ【40からのストレッチ】

40歳を過ぎてからでも無理なく取り組める「40からのストレッチ」。今回のテーマは、「タオルを使ったストレッチ」です。
タオルを使ったストレッチは、何も使わずストレッチをするよりも体が伸長されやすいのでお勧めです。
使用するのは縦長で、どこの家にもあるタオルで大丈夫です。
気軽に取り組むことができるので、是非試してみましょう。

目次

ストレッチにおけるタオルの役割とは?

タオルは、病院でのリハビリやスポーツジムなどで使用するセラバンド(伸び縮みするゴム)と同等の役割があります。
セラバンドは、ストレッチだけでなく筋トレにも使用するアイテムです。
1人ではやりにくい方法で行うストレッチも、セラバンドを使用することで、セルフストレッチが可能になります。
タオルはセラバンドのように伸び縮みしませんが、ストレッチをするには十分な役割を果たします。

タオルストレッチの効果とは?

タオルを使用することで、普段伸ばせない筋肉を伸長することができます。
また、「体が硬くて手が届かない」という場合でも、タオルを使うと無理なくリーチすることができるのです。
タオルを使用することにより、体を痛めず適度な負荷でのストレッチができるため、特にストレッチ初心者の方にはお勧めの方法です。

タオルストレッチを3つご紹介

タオルを使ったストレッチを3つ紹介します。
ポイントは、「上半身・体幹・下半身」、つまり全身を使った動きです。
5分程でできるストレッチなので、無理せず実践していきましょう。

1.肩周りストレッチ

座って行っても立って行っても構いません。
タオルを腰に回し、端を両手で持ちます。
肘は伸ばした状態で、タオルを左右交互に引っ張ります。
この時、猫背にならないように姿勢を正して行いましょう。

2.体幹側屈ストレッチ

座って行っても立って行っても構いません。
タオルの両端を持ち、肘を伸ばした状態でバンザイをします。
体側を伸ばすのを意識して、左右交互に体を倒し、タオルを引っ張ります。

3.足全体のストレッチ

仰向けになり、片方の足を挙げて膝を伸ばします。
挙げた方の足の裏にタオルを当てて、両手で引っ張ります。
挙げた方の膝は伸ばしたまま、足を「外へ開く↔内へ閉じる」と交互に行います。
左右の足を変えて同様に行いましょう。

初心者の方はタオルストレッチから始めよう

タオルストレッチは体が硬い人でも取り組みやすいので、無理なく少しずつ体を柔らかくしていくことができます。
顔や手を洗ってタオルを使った後、ついでにストレッチを行うと良いでしょう。

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この記事を書いた人

作業療法士として一般病院に15年間勤務しながら、非常勤講師として未来のセラピスト教育に携わる。
医療・健康・病気に関する正確な情報をわかりやすく伝えるため、WEBライティングやオンライン運動指導も行っている。

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