お風呂上がりのストレッチ【40からのストレッチ】

40歳を過ぎてからでも無理なく取り組める「40からのストレッチ」。今回のテーマは、「お風呂上がり」におすすめのストレッチです。
風呂から上がった後は、1日の中で最も体が柔らかい時と言われています。
普段は体が硬くてストレッチを断念してしまう人も、風呂上がりならできる動きが増えるので、取り組みやすくなります。
そこで、お風呂上がりにお勧めのストレッチを紹介します。

目次

風呂上がりストレッチがお勧めの理由とは?

風呂上がりは体が温まり、筋肉が柔らかくなっています。
筋肉が柔らかい状態でのストレッチは効果が高く、痛みも少なくて済みます。
逆に、冬場など体が冷えている状態でストレッチをすると、痛みを伴いやすく、なかなかストレッチ効果も出にくいと言えます。

風呂上がりストレッチの効果とは?

風呂上がりストレッチでは、普段なら硬くて動かない関節も動かしやすくなり、気持ちよく伸長することができます。
筋肉の伸長痛だけでなく、もともと関節に痛みがある場合などは特に、風呂上がりのストレッチをすることで効果が高まります。

風呂上がりストレッチを3つご紹介

風呂上がりに行うべきストレッチを3つご紹介します。
ポイントは、普段あまり動さない部分に対するストレッチです。
日常生活ではあまり動かさない部分を伸ばしていきましょう。

1.お尻と股関節のストレッチ

仰向けになり、両膝を曲げて外に広げて倒します。
軽くゆらゆらしながら、足の重みを生かして、股の内側の筋を伸ばします。
少しずつ地面に膝が着くようになったら、膝を床に押しつけましょう。

2.胸椎のストレッチ

仰向けになり、肩甲骨の下あたりに丸めたタオルを敷きます。
両手を組んで、バンザイをするように伸ばします。
腰の痛い人は、両膝を立てて行いましょう。

3.土下座風のストレッチ

あぐらの状態で座ります。
土下座をするような体勢で、体を前に倒し、両手を伸ばします。
お尻、股関節、背中、肩が伸びるのを意識して、深呼吸をしましょう。

風呂上がりストレッチは体を柔らかくするのにベストなタイミング

体が温まっている風呂上がりにストレッチを行うと、体が柔らかくなるだけでなく、1日の疲れから解放される効果もあります。
風呂上がりのストレッチを習慣化しましょう。

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この記事を書いた人

作業療法士として一般病院に15年間勤務しながら、非常勤講師として未来のセラピスト教育に携わる。
医療・健康・病気に関する正確な情報をわかりやすく伝えるため、WEBライティングやオンライン運動指導も行っている。

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