40歳を過ぎてからでも無理なく取り組める「40からのストレッチ」。今回のテーマは、「O脚の改善・矯正」におすすめのストレッチです。
日本人にはO脚が多く、真っ直ぐに伸びた脚に憧れる方は多いと思います。O脚の人は膝の内側に負担がかかり、将来的に痛みが出る可能性もあります。
そこで、この記事ではO脚の原因や効果的なストレッチを紹介します。
目次
O脚の原因とは?
O脚の原因は、膝だけではありません。
全体的な姿勢が関連しており、特に骨盤が大きく影響しています。
O脚は、真っ直ぐ立った時に膝と膝に隙間が開き、外に広がった状態です。
この状態になりやすい人の特徴として、「骨盤の後傾」が挙げられます。
骨盤の後傾は、お尻が垂れた状態を示します。
逆を言えば、骨盤が前傾している人はX脚に近くなり、これは欧米の外国人に多い体系です。
O脚のストレッチ効果とは?
前述のように、O脚のストレッチは膝だけでなく骨盤を整えることが大切です。
膝のストレッチに加えて、骨盤の傾きを調整するストレッチを行います。
そのため、姿勢を良くする効果が高く、O脚の改善だけでなく猫背の改善にも繋がる効果があります。
O脚に効果的なストレッチを3つご紹介
O脚に効果的なストレッチを3つ紹介します。
ポイントは「骨盤と姿勢」です。
長年で形成されてきた足の形なので、すぐにO脚が治るという即効性は期待できませんが、毎日続けることで徐々に効果の現れるストレッチになります。
1.膝を意識したハムストレッチ
両足首の内側同士、膝の内側同士をなるべく付けるように意識しながら立位体前屈を行います。
体が固い場合、指先が床につかなくても良いので、なるべく背中を丸めずに前屈しましょう。
2.左右骨盤ストレッチ
足を前に伸ばして座り、片足の膝を曲げて、もう片方の足の外側に置きます。
体を捻り、太ももの外側からお尻あたりを伸ばすように意識しましょう。
背中は丸めず、背筋を伸ばして行います。
左右の足を変えて、同様に行いましょう。
3.前後骨盤ストレッチ
足を前に出して座り、片膝を曲げて外に開き、もう片方の足の上で組みます。
その状態で体を前屈します。
指先が足先に届かなくても良いので、背中を丸めず行うよう意識しましょう。
左右の足を変えて、同様に行います。
O脚ストレッチで膝から骨盤周りを柔らかくしよう
膝だけでなく骨盤周りが柔らかくなることで、姿勢を調整することができます。
加齢と共に、下半身の特に骨盤周りに贅肉がつく傾向があるので、O脚改善と同時に骨盤周りもスッキリさせましょう。
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