五十肩に効果的なストレッチ【40からのストレッチ】

40歳を過ぎてからでも無理なく取り組める「40からのストレッチ」。今回のテーマは、五十肩です。
肩が上がらない、痛くて夜眠れないなどの辛い症状を引き起こす五十肩。五十肩は、正式名称「肩関節周囲炎」と呼ばれる炎症性の疾患です。この記事では五十肩の原因や特徴、効果的なストレッチを紹介します。

目次

五十肩の原因や特徴とは?

五十肩は、肩を構成する組織の炎症により痛みや運動制限が生じる病気です。五十肩の原因は、加齢により組織が硬くなる場合や、怪我により組織が傷ついて炎症が起こる場合があります。
五十肩で最も辛いのが夜間痛です。
腰や膝などの関節は、立ったり座ったりする時に痛み、寝たら良くなる場合が多いのですが、人間の体の中で唯一肩だけは、寝た時に痛むのが特徴なのです。

五十肩のストレッチ効果とは?

五十肩の改善や発症の予防において、ストレッチは非常に効果的です。
五十肩の痛みは、数ヶ月〜1年程度で自然に軽減しますが、ストレッチをしなかった場合、後遺症(痛みは無くなるが肩の動く範囲が狭くなる)が出ることがあります。
そのため、肩関節の可動範囲を広げておくことは、五十肩の予防と改善に有効なのです。

五十肩のストレッチを3つご紹介

五十肩に効果的なストレッチを3つ紹介します。やり過ぎて悪化しないよう、痛みのない範囲で行いましょう。
運動前に痛い部分を温めてから行うと効果的です。
タオルを準備して下さい。

1.頭の後ろで手を組むストレッチ

頭の後ろで両手を組みます。
左右の肘を近づけたり遠ざけたりします。

2.腰の後ろで手を組むストレッチ

腰の後ろで両手を組みます。
左右の肘を近づけたり遠ざけたりします。

3.背中洗体ストレッチ

背中の後ろで、タオルを縦にして両手で持ちます。
背中を洗うイメージで、タオルを上下に動かします。
左右の手を変えて行いましょう。

五十肩ストレッチは無理のない範囲で行いましょう

五十肩ストレッチは、翌日に痛みを残す程にやってしまうと悪化させる恐れがありますので、必ず無理のない範囲で行いましょう。
痛みが強くなったり、長引く場合には病院を受診しましょう。

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この記事を書いた人

作業療法士として一般病院に15年間勤務しながら、非常勤講師として未来のセラピスト教育に携わる。
医療・健康・病気に関する正確な情報をわかりやすく伝えるため、WEBライティングやオンライン運動指導も行っている。

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