40歳を過ぎてからでも無理なく取り組める「40からのストレッチ」。今回のテーマは、腸腰筋(ちょうようきん)、別名・深腹筋(しんふっきん)です。
腸腰筋は、腰の骨から骨盤、太ももの付け根に付着している筋肉を示します。腸腰筋が硬い場合、腰痛を引き起こしやすくなります。そこで、この記事では腸腰筋の特徴やほぐす・緩めるのに効果的なストレッチを紹介します。

腸腰筋の特徴とは?
腸腰筋は、歩いたり走ったりする時に太ももを持ち上げる役割があります。
腸腰筋が硬くなるのは、長時間股関節を曲げた状態が続く場合、つまり1日中座って仕事をする人に多いのが特徴です。
腸腰筋が硬くなると、骨盤や股関節の動く範囲が制限されるため、腰痛を引き起こしやすくなります。
腸腰筋のストレッチ効果とは?
腸腰筋のストレッチ効果は、骨盤や股関節の柔軟性向上、腰痛の予防と改善だけではありません。
歩くスピードがアップし、歩幅が大きくなるなど、歩き方のパフォーマンスを改善する効果もあります。
腸腰筋のストレッチをご紹介
腸腰筋を柔らかくするのに効果的なストレッチを紹介します。
5分程でできるストレッチなので、無理せず実践していきましょう。
1.仰向けで腸腰筋ストレッチ
ベッドの端にお尻が位置するように寝て、片方の足を曲げて抱えます。
もう一方の足はベッドから下ろし、足の付け根の前面が伸びるのを意識します。

2.片膝立ちで腸腰筋ストレッチ
左膝立ちになり、両手を前方につきます。後ろの右足をしっかり伸ばし、重心を前足に乗せていきます。
後ろの右足付け根が伸びていることを意識しましょう。
そのまま顔と体を左に捻り、右足付け根がさらに伸びることを意識して下さい。
左右の足を変え、反対側も同様に行いましょう。


腸腰筋ストレッチは入浴後がおすすめ
入浴後に温まった体で腸腰筋ストレッチを行うと効果的です。
普段の生活では伸ばすことのない筋肉なので、意識的に行っていきましょう。
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