ハムストリングスを柔らかくするストレッチ【40からのストレッチ】

40歳を過ぎてからでも無理なく取り組める「40からのストレッチ」。今回のテーマは、ハムストリングスです。

ハムストリングスの硬さは、一般的な体力測定における「前屈」の硬さ。足の爪先に手が届かない方は、ハムストリングスの硬さが原因です。この記事ではハムストリングスの特徴や効果的なストレッチを紹介します。

目次

ハムストリングスの特徴は?

ハムストリングスは、膝裏に付着している大きな筋肉です。
正確には、大腿二頭筋・半膜様筋・半腱様筋という筋肉3つの総称を示します。
ハムストリングスは、坐骨から膝まで付着しているため、硬くなってしまうと、腰痛や膝痛の原因になります。

ハムストリングスのストレッチ効果とは?

ハムストリングスのストレッチ効果は、腰痛や膝痛の予防や改善に加え、肉離れの予防効果もあります。
ハムストリングスは肉離れを生じやすい筋肉なので、スポーツなどの激しい運動をする人は、ストレッチにより柔軟性を高めておく必要があります。

ハムストリングスのストレッチ

ハムストリングスの柔軟に効果的なストレッチを紹介します。
5分程でできるストレッチなので、無理せず実践していきましょう。

仰向けで行うハムストリングスのストレッチ

仰向けになり、片方の膝を伸ばし、天井に向かって挙げていきます。
両手で膝裏を抱え、膝を伸ばしたままお腹に引き寄せます。
反対の足も同様に行いましょう。

座って行うハムストリングスのストレッチ

足を伸ばして座り、片方の膝を曲げます。伸びている方の足のつま先に両手を伸ばします。
背骨を丸めず、股関節から前屈するイメージで行いましょう。
反対の足も同様に行って下さい。

ハムストリングスのストレッチで柔軟性を高めよう

ハムストリングスは、体中の筋肉の中で、とても大きな筋肉の1つです。
ハムストリングスの柔軟性が高まると、体の柔らかさを実感しやすく、毎日続けることで効果の出やすい部位です。
ハムストリングスのストレッチを習慣化できると良いでしょう。

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この記事を書いた人

作業療法士として一般病院に15年間勤務しながら、非常勤講師として未来のセラピスト教育に携わる。
医療・健康・病気に関する正確な情報をわかりやすく伝えるため、WEBライティングやオンライン運動指導も行っている。

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